$シンガー・ソングライター 蜂谷 清香 ~ みちびかれるままに ~-エアポートメサ サンダーマウンテン
セドナの旅 つづき・・・早起きをして、エアポート・メサに朝日を観に行く。
セドナ3月15日は6時37分日の出。これは出発前に日本でチェック済み。
そこから毎日1分ちょっとずつ、日の出が早くなる。
エアポート・メサの駐車場はかなり狭いので、停められないと困るから、
はりきって、真っ暗な中、車を走らせ5時に出発。
これなら停められるだろう。

到着。
・・・まだ真っ暗。
しかも
・・・駐車場、一台も停まっていない・・・。

え。

早過ぎた??

まさかこんな真っ暗な中、だれもいないエアポート・メサ、
たった一人で登る勇気は
いくらなんでも、私にはありません。

しかたなく、もう一回ホテルにもどり、6時に再び出発。
あ、一台停まってる。

東の空がほんのり白んで来たし、さあ、登ろう。
頂上には、おばちゃんが一人座っていた。

のちに この女性フローレンスさんと
数日続けてエアポート・メサでおはようを言うことになる。
行かないと、「昨日は来なかったね」と言われる・・・。
すんません・・・起きられなかったもんで。(;^_^A

朝焼けに染まる雲の色が毎朝違う。

身体をつつむ空気も、毎朝違う。
穏やかで優しい朝も、
おそろしく冷たい風がびゅーーっと吹いて、凍ってしまいそうな朝もあった。

東にある山々のため、実際にお天道様を拝めるのは7時ごろ。
ただ、ただ、昇ってくるのをじっと待つ。

だんだん人が増えてくる。
??半分が日本人?
・・・おっと、となりで太陽礼拝のヨガがはじまったぞ・・・。

みんなそれぞれにご来光を受け止めてる。

朝の雲に包まれて、いくら待っても朝日を拝めない日もある。
毎朝違うからこそ、拝めない日もあるからこそ、また登りたくなる。

この、簡単に登れるエアポート・メサに登るたび、
私は赤土の大地から元気をいただいて
どんどん元気になっていく。

朝はご挨拶に。昼は休憩に。
あたたかい岩の上で昼寝をして。(もちろん朝は冷たい。)

滞在中、何度登ったか分からない。
今日はこれからどこへ行こうか、と迷ったら、
まずエアポート・メサに行って、
「よし、あっち」と決めた。

そのエアポート・メサで、すてきな出逢いがあった。
セドナ・マジック、第一部のはじまりはじまり・・・。

つづく。

シンガーソングライター&手描き「絵ことば」作家
蜂谷清香(はちやきよか)

5月3日 6日 近江八幡 白雲館にて
トーク&ライブ「セドナ母なる大地からのメッセージ」


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