だから、どうした!
今朝、何気なく手に取ったR25。
毎号読んでいるわけではないけれど、巻末のエッセイが好き。
今回は「だから、どうした!」というタイトルで石田衣良さんが執筆していた。
読んでみると、今の自分の気持ちにピッタリ。
少々引用してみると
もう不景気のはなしにはあきてしまった。
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「だから、どうした!」
どんな不景気だって、生きていれば毎日ちょっとはたのしいこともある。
仕事のなかには、嫌なこともあるけど、同じ量のやりがいや達成感もある。
結局は動いた数字の代償にすぎない景気や業績に、一個人がそこまで振りまわされる必要などないのだ。
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自分の命や生きかたがまず先にあり、会社だとか世のなかとか不景気はそのあとにくる。
不景気だから不機嫌になる理由もないし、不景気だから恋愛をしない理由もないのだ。
自分の元気は自分でつくりだすものだ。
いくら世界や会社が暗くとも関係ない。
今日から自分のもち場で、みんな勝手に元気になってしまおう!
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誰かをなぐさめるために、ほかに悪者をつくりだすような旧来のメディアの方法論ではダメなのだ。
社会が暗いのも、将来が不安なのも、国の借金が増えたのも、みんなぼくたち自身のせいだよ。
明日からもっとばりばり働いて、みんなで借金を返していこう。
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ぼくはいきすぎた格安商品や、いきすぎたエコ商品が好きではない。
「安ければいいだろう」とか「地球環境によければいいだろう」という錦の御旗が苦手なのだ。
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何だか、会社へ行く道すがらこのエッセイを読めたことが、今日一日を元気に過ごせた理由となったような。
エッセイでは、新しい一年を頑張りとおせるように、きちんと自分と大切な誰かにプレゼントを!
そのためには、みんなで一生懸命働こう!みたいな結論で終わっていた。
当社は残念ながら、未だボーナスがいついくら出るかも決まっていない。
それも闘争中だからというのでもなく、ただ会社も組合も結論を先延ばしにしただけの結果。
この業績だし、前回のこともあるし全く期待はしていなかった。
ボーナスゼロでも不思議ではないとわかってはいても、世の中がクリスマスとボーナスで浮かれてくれば、少々寂しいのも事実。
でも、だから、どうした!
会社では、口を開けば愚痴ばかりになってしまうけれど、今慣れない仕事に懸命にもがいている身としては、やれるだけやってみるんだ!という決意もある。
そして、これを乗り越えたら、また強くなれるかも!という希望もある。
負け惜しみ?!やせ我慢?!
そうかもしれないけれど、末期癌みたいな会社だけれど、希望を捨てたわけじゃないんだもんねぇ。
えー、少々酔っています。
明日読んだら恥ずかしいんだろうな。
ともあれ気になられた方は、今配布中のR25読んでみてください。
長崎ちゃんぽん@冷凍食品。
独りだし、遅くなったし外食して帰ろうかと思ったら、ラストオーダーが終わっていたので。
お味もいまいち(T_T)
ま、仕方ないか。