空の遠さ、人の愛しさ
尊さは、
ときに遠くにあるものを指すかもしれない。
例えばそれは、雨の日の青空の空想。
例えばそれは、寒空の温かさへのあこがれ。
本当に尊いものって、なんだろう。
遠い遠い伝記を残した偉人の存在ではなくて、
生まれたときから傍らにいた家族だって
なんとなく付き合って、いつも隣で笑っている家族みたいな恋人だって
尊くて仕方がない。
近くにあって、気づかないもの。
それも”尊いもの”の答え。
自分を変えたい？
人が変わるとき、
過去の自分が正しいと思うことを一度否定しなくちゃいけないから苦しい。
変化後の未来がいくら明るくても、
過去の自分はまだその居心地のわからないから現在がベストだと思うでしょう。
変わったほうが楽な確立が90％だとわかっていたら、
飛び込む勇気がもてるのにね。
つまり目の前で成功している人を目にしたら、
迷わず変わることを選ぶでしょう。
たくさんの飛び石が水の上に転々とおいてあって、
自分の足元にはぎりぎり両足が乗るくらいの岩がある。
次に飛び乗ろうか迷っている岩はそれよりも少しだけ大きくて、
でも不安定そうだ。
迷っていると、目の前の人がその岩を使ってどんどん前に進んでいく。
それを見て確信をもって次の岩にとびのる。
振り返ると自分が乗っている岩がとてもちぽけにみえて、
やがて少しずつ自分で選んでもっと居心地のいい場所に飛び乗っていく。
あなたの背中を押す素敵なサンプルが近くにはあるだろうか？
悩みなんて
頭の中で
100回左手首にカミソリを押し付けて
切り刻んで
考えることをやめた。
誰にも言えない
誰にも言えない
誰かに言いたい
結局誰にも言わなかった
5年たったら
言っても言わなくても
変わらなくなる。
そう思った。
距離と仲
人が２人集まれば必ずそこには心地よい距離がある。
これを破ると、どんな仲でも壊れやすくなる。
人にはそれぞれ”器”があるように、
２人の間の距離も決まっている。
仲良しだから生活を共にしたほうがいいのか？
一概にそうとはいえない。
多少離れることもお互いのためになったりする。
同じ家の住人が辛い状況のとき、
不機嫌を共有している人よりも、
物理的に距離がある人のアドバイスの方が影響力が
大きいときがある。
不機嫌のウィルスから免れているからこそ
冷静にアドバイスができるときもある。
ときには必要以上の思いやりをもってあげることもできる。
要は、”共有できない”とあきらめないこと。
「わかっちゃいない」と言われることを恐れないで
大切に思っていることを伝えれば、それでいい。
スタイル
全ての出会いが一生に一度の運命の出会いだと思い続け､別れるたびに本気の恋を繰り返す女もいる｡
新しい恋を探してよくばりにも一週間に100人に会い､全ての人に対して､所詮100人のうちの一人だと思ってチャンスを逃している女もいる｡
どちらも必死だけど､それらの恋愛を続けるには持久力がいる｡それよりもバランスの良さがウリの私にとっては、どちらの恋愛も疲れるのでお手本にはならない｡確かに彼女らはモテるのかもしれないけど。
100人の女が集まると､100色の恋愛模様がわかる｡ただ､うらやましくても､決してマネしてはいけないのかもしれない｡マネをするだけではその人らしさやその人のスタイルではなくなるのだから｡
他人にうらやましがられる恋愛をしている女は､誰もが自分だけのスタイルを持って自信に満ちている｡
Aカップの女がCカップのブラジャーをつけたとしても格好つかないでしょ｡それに､なんだかくやしい｡自分のスタイルで堂々としていることが素敵だと思う。
そう、堂々と背筋をのばして街を歩く。たとえAカップだとしても。
心で使うエネルギー。
心で消費するエネルギーは燃費が悪い。
なぜなら、体の疲れのような爽快感は伴わないから。
その煮え切らなさで、また自分を苦しめる。
ストレスがたまったらグラウンドを２周もすれば、
逆にその爽快感で気持ちが晴れるだろうか。
社会人になった今、そのグラウンドさえ傍にない。
居場所
ひとは、他人の不完全さに
自分の居場所を見つける
さびしがりやの生き物です。
でしゃばって注意してみたり、
補ってあげてみたり、
それでもいいよと言ってあげたり…
これらの全てが愛情表現。
そうすることによってできる
あなたの居場所は
それはそれは心地がいいはず。