体験修行で来た方の感想文を分けて紹介させて頂きます。
32歳男性
10月29日、久しぶりに会う上司と打ち合わせがありました。上司が僕に、
「何の仕事がしたいか?どんな仕事がしたいか?」
という質問がありました。僕は少し考えて、...

「正直、今何がしたいのかわからない状態です。人生に迷いがあります。ですが、自分の才能を発揮し、納得のいく仕事を見つけたいです。」
と答えました。上司はこう返答しました。
「今まで、仕事に追われて、自分を見つめる時間がなかったのだね。そう思って、研修に行ってもらいます。来週の月曜日だからね。」
「はっ、はい。有難うございます。」
「本当は一か月行ってほしいけど、時間がないので2週間ね。」
「ニッ、二週間!」
二週間の研修がどんなものなのか、何の説明もないまま、武蔵五日市駅まできて、バスに乗り、どんどん山奥へ入っていきます。実はバスの中で初めて、「天光寺」という単語を耳にします。
「お寺ですか!」
本当にびっくりで、驚きと緊張で一体何をするのか分からないまま、修行に興味はありましたが、まさか自分が修行をするなんて思ってもいません。しかし、ここのお寺は、沢山の企業研修や経営者が参加し、気付きや学びを得ているという話を伺いました。
ここは普通のお寺じゃないと知りました。僕の中で「研修」とは先生や講師の方々がクライアントに何かお話や技術を教えるというイメージで、外部からの刺激でクライアントが成長や変化をするものだと思っていました。
天光寺さんの「研修」とは外部からの刺激はまさに行です。他の研修やセミナーとの違いはお話や技術をクライアントに教えるのではなく、自ら行を体験させ、自分で何かに気づきを与える素晴らしい場所だと感じています。
自分とは何かを感じさせ、本当に大切なものは何かを、感じ取れる気がします。
今まで当たり前だと思っている生活、例えばお腹が空けばのどが渇けば、コンビニへ行けば何でも買え、夜更かしをして次の日遅い時間に起きる生活などずっと一人で自分のペースで生活していましたが、お寺という今までとは全く違う場所で研修、行をすることはとても意味のあることだと思います。まだ4日間ですが、僕の感じた大切なことを書きます。
・朝起きることの大切さ。 ・掃除の大切さ。 ・ご飯を頂けることの大切さ。 
・夜寝ることの大切さ。 ・自分を見つめる大切さ。 
大変な行で気付くこともありますが、ごく当たり前のことが大切で、素晴らしいことだと気づきました。
この研修が終わるまでに自分を見つけて、自分のやりたいことを見つけたいと思います。