ものがたりの活用のススメ その4
<前回までの記事はこちら>
『ものがたりを語るときのコツは、受け取り方は相手にゆだねるということ』
今回はそこをもう少し掘り下げて、皆さんとシェアしたいなと思います。
ものがたりを語った
後に
「いやあ、びゅーびゅーウチワで扇ぐだけではなく、時にはやさしくふうーふうーと息を吹くとうまくいくんだなと思ったんですよ」といったような自分の感想を述べてみたり。。
「普段は気づいていないけど、やさしく息を吹くこともできるんですね」といったような自分の意図を明示したりすると。。
どうもそこで、聞き手の解釈がこちらの感想や意図に限定されてしまうようです。
自分の感想や意図が聞き手にストライクではない限り、あまりコミュニケーションの深まりは期待できないところですよね。
ものがたりを語るのであれば、あえて自分の感想や意図を明示せずに解釈を相手にゆだねてしまう。そうすると、聞き手の方の持ち味がやさしく刺激されるようですよ。
特にプロフェッショナルの方は、仕事をしていくうえで解釈をあいまいにする機会は通常はないかもしれません。
ぐっと絞り込むのも『質問力』
ぱあっと拡げるのも『質問力』
ぱあっと拡げる関わりのひとつに『ものがたりを語る』を加えてみてはいかがでしょうか?
僕もまた、試行錯誤の日々です。
皆さまの日々のコミュニケーションの何かのヒントになると嬉しいです。