傾聴はここを拾う その1
『まずは、相手の方の話をしっかりと聴かせていただく』
これは聴き上手と呼ばれる方に共通する姿勢です。
特にプロフェッショナルの方のコミュニケーションを考えると、話にはいくつかの階層があることを意識することでより深い信頼関係を築くことができるのではないでしょうか。
第四階層 その人が大切にしていること・価値観
第三階層 その人ができる能力
第二階層 その人がしている行動
第一階層 その人がいる環境
傾聴するときは、一番上の第四階層を丁寧に両手ですくうように意識しています
この第四階層はややもすると、聴きながら『それ違うだろー!』となることが多いところですが、それは自分の視点です(笑)
傾聴は相手の視点になる時間が多いですよね。
環境や行動や能力の話もその人が大切にしていること・価値観によって、感じる幅は本当に人それぞれなんだな と実感します。
相手の気持ちは、その人の大切にしていること・価値観の先にあると考えて人の話を聴いています。
そういえばこのあいだ、友人がこれに関連するとても興味深い話をしてくれました。
つづく