１２日は私の誕生日でもあり、「演奏能力アップ講座」の第１回目の開催月でもあります。しっかりと準備をして参加してくださる方へ必ず演奏や練習に使える情報をお伝えします。今から非常に楽しみです。さて今回は８月号のpoco a pocoに掲載する内容をお先に紹介したいと思いますが、若干ドラマー向けに手を加えています。
「何度もやってしまう失敗」
毎回失敗してしまうこと、失敗しやすいフレーズってありませんか？
何度やってもうまくいかない場合はどうやって対処してますか？
ドラマー友達やレッスンに来てくれている生徒さんの話を聞いていると、
「とにかく疲れてでも何度も繰り返し練習する」
「ドラムは気合いや」
と根性論的に考えてる方は最近少なくなっているようですがあなたはどうですか？自分ならどうするのか思い出してみてください。自分に質問してみるのも現状から抜け出す方法の１つです。
今回は上手くいかない時に「どのように考えていくか？」を１つ提案させてもらいます。
何度も失敗するのは「カラダの動き」が同じなんです。同じカラダの使い方を繰り返しているうちは、同じ失敗をします。そして、そのカラダの使い方の多くは「考え」から来ています。
「こうやったほうが正しい」「先生が言ってたから」と過去の経験から来る考えに対してカラダを動かしています。その中にはうまくいく方法とうまくいかない方法があるのはご存知だと思います。
必要とされるのは「今とは違ったカラダの使い方」です。動きはすべて自分の考え方から作り出されています。
何度も繰り返す失敗でモチベーション下がる悪循環から脱出する為にはどうするか？最近私がレッスンでも体験したことで気づいた事にヒントがありました。
最近の脳科学で「思う」だけで脳がカラダに信号を送っていつでも動ける準備をしてくれていることが分かっています。「やろう！」と思うだけでもう動きは始まっていると考えても良いですね。私たちのカラダは思っている以上の能力を秘めています。
それにブレーキかけてしまうのが考え方、そして思い込みやイメージです。
そこで「動き方＝考え方」をうまく利用してどんなことが自分に起きているのか観察してみましょう。
「観察してみよう！」
①何度も繰り返し失敗してしまう時フレーズ・リズムパターンイメージをします。
（ただ思うだけで、OK！）
②イメージした瞬間がチャンス！この時に起きているカラダの反応を観察しましょう。
どこかに力が入ったり緊張したりと反応はないですか？
③イメージするのをやめる。カラダのどこかがフッと緩んだりしませんか？
もしここで発見があれば嬉しい事なんですが、いかがでしたか？
発見した反応が、やりたいことに対して必要な反応だったでしょうか？
良い悪いの判断は無しで、「こんな反応してるんやな」と気づいておくだけです。そうすることで、イメージから動作に移した時に似たような反応に気づけると思います。やりたいことにブレーキをかけてしまうマイナスに働く習慣やクセに気づくことができれば、大成功なんですよ！！
アレクサンダーテクニークのレッスンでは自分でも気づけない反応に対してサポートします。教師が観察してその反応が起きないようなアイデアを提案して、さらに手でサポートすると「あ！こんなことしてたのか！！」と実感できます。
ですが、１人でもできないことではありません。ぜひ一度試してみてください。
質問があればぜひ最後に連絡先があるのでメールをください。必ずお返事します。
「何を言ってるのかわからんけど、なんか興味ある！」という方は、今回のことがどういうことなのかも体験できる講座を開催しますのでぜひ体験しにきてください。
ドラマー＆パーカッショニストの為の「演奏能力アップ講座」
USK.LESSON主催
ドラマー＆パーカッショニストの為の「演奏能力アップ講座」
■日時
8/26 （日）11:00-13:00
9/15 （土） 13:00-15:00
10/27 （土）13:00-15:00
11/18 （日）13:00-15:00
12/2 （日）13:00-15:00
※スタジオの広さや参加者さんが学びやすい環境作りの為に先着６名とさせてもらいます。
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ドラマー＆パーカッショニストの為の「演奏能力アップ講座」
USK.LESSON 代表
ドラム・アレクサンダーテクニーク講師
BODY CHANCE 音楽部門チーフ
山口裕介
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