牛兄ボルダリング日記〜時々みる姉〜

牛兄ボルダリング日記〜時々みる姉〜

30代クライマー夫婦の日記。

アラサー夫妻のクライミング成長メモ音譜
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なかなかこういう機会もないので覚書。

前は、妊娠したらクライミングできなくなってイライラするのかなーとか思ったり、周りが登ってるのを見て妬んだりしちゃうのかなーとか思ってたけど、そんな事はありませんでした。

みんなの岩の成果とか嬉しいし、コンペもジムもクライミングの中継を見るのも楽しい。

ワールドカップとかジャパンカップの中継見るのが楽しみだったし(๑˃̵ᴗ˂̵)

妊娠がわかったのが、2ヶ月の時。

妊娠してるとはつゆ知らず、
ジムでは週3〜5登ってました。
体が重いどころか調子よくって、バンバン登ってドンドン落ちてました。

なんなら、おかしいなーと思って妊娠検査薬した日も直前まで強傾斜セッションにいそしんでたし(°_°)

岩も2回ほど…

瑞牆で、日々の暮らし登ったり。 
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コールドスリープとか光合成とか必死こいてやってたし…
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マットも背負って、アプローチも問題なかったな。
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帰り道、夕日が綺麗だったので元気玉。
お腹に赤ちゃんいると思うと神々しい。笑



妊娠がわかった途端、ハードなクライミングはお休みしましたが、割と2ヶ月ぐらいまではがっつり登っても大丈夫なようです。

我が子と私が頑丈だったんだろうか…。


9週ぐらいからは悪阻でダウン。
1ヶ月ぐらいずーっと気持ち悪かった(°_°)
船酔いとかひどめの二日酔いが1日中続く感じ。

私自身の持病の治療や手術もあったので、
maruは3ヶ月ぐらいから早めに産休をいただきました。

最初はお客さんには妊娠を内緒にしてたので、登れない事がもどかしかったなー。

今までなら、レクチャーしたりセッションもできたのに…
重たい物も運べたし、肉体労働もできたのに…
とかで、
できない事がどんどん増えて、なんだか心苦しかった(;ω;)

色々な事情があったにせよ、
急な産休になってしまって、マル夫妻やお客さんに心配かけたり迷惑かけてしまいました。

でも、マル夫妻もお客さんも優しい声をかけてくれて応援してくれて、本当に感謝してます。

落ち着いたら、復活してわいわいまた働いて少しずつ恩返ししたい。

で、妊娠中も少しばかり登ってました。
マル店長が、低い位置にカチやらポッケやらをトラバースしやすいように着けてくれたので、
低空トラバース往復したり。。。
(本当にありがたかった^_^)
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後ろ姿は妊婦感ない。

安定期に入ってからは7級ぐらいまでの足自由の課題を登ったりして楽しんでました。
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お腹どころかケツでかいなー。

マルのお客さんには、びっくりさせちゃったりヒヤヒヤさせちゃったりしてごめんなさい。

※自分で登っといてアレですが、初心者とかクライミング経験の浅い妊婦さんには真似してほしくないです…何かあったら怖いので。

トレーニングとしてというよりかは、ホールド触りたいからとか、楽しいからとかそんな感じです。

妊娠中は少しでも登れるだけで、大満足。

だいたい月1〜2回程度。
ルールとしては、
お腹が張ったら休む。
腹圧はかけないで登る。
垂壁かスラブ。
すべらないようにガバ足に乗る事。
絶対クライムダウンする。
という感じ。
35週まで元気に登ってました。

みちみちにホールドをつけてるジムも減ったせいか、クライムダウンするホールドが途中までしかなかったりするジムが多いので、マル以外では登りませんでした。

マルは子供や初心者だけでなく、妊婦にも優しいジムです。ありがたや。


あとは、夫のジムトレについて行って見学。
秋パン、荻パン、品ロキ、たまにフィッシュあたりに行きました。12時オープンとかでちゃんと座れて室内気温の環境が整ったジムをセレクト。
36週までは行ってました。

新しいセットやホールドを見たり、クライミングの応援だけでも楽しいもんです。
たまにオブザベして、これはこうかなーとか妄想して答え合わせしたり。
たまに、強傾斜とか岩を登ってる夢を見るので、それなりにクライミング欲もたまっているようですが…笑

そんなこんなで、割とクライミングも楽しみながらマタニティライフを送ってます。

ただ、ちょっとだけ気がかりだった事は、
悪気はない何気ない言葉なのだけど、
『クライミングはもういいの?』
『登れない生活とか考えられない』
とか言われることが結構多かった事。

そういう風に聞いてしまう気持ちもわかるし、
自分も今まで言ってしまっていたかもしれない。 



ただ、女性には年齢的に子供を産む時期は限られているし、区切りをつけなきゃいけないタイミングだってある。ずーっとクライミングだけに向き合うのは無理な時期がある。

私の中では登りたい課題も落ち着いて、一区切りつけた時期だったので、いいタイミングだったけど。

岩へのモチベーション高くて、限界を押し上げて頑張りたい課題がある時だったら、登れない事、岩へ行けない事、落ち込んでしまっていたと思うな。

最近は、前よりもギラギラしてなくてのんびり楽しんでたのでそんな事はなかったのだけど。

行けるなら岩も行きたいし、ガンガン登ってる人を見ると羨ましい。
復活後、どんだけ登れなくなってるのかなーとかちょっと不安だし。

でも今は何よりもお腹の子が大事で、産まれてからも家族でのんびり楽しくクライミングできたらなーと思ってます。

ゆくゆくは、また1級とか初段とか登れるまで戻れるといいなー。

あと、妊娠前に痛かった肘は1ヶ月で治りました。
やっぱり、怪我を治すにはレスト!
指皮は2ヶ月でふわふわに。
男性ホルモンが減ったのか、
なぜか体毛が減りました。不思議…。

マタニティライフもあと少し。
クライミングもできないし、食べる物、飲む物にも制限があるし、色々と我慢することも多いのに、不思議と苦にならず、今までにないぐらい穏やかで幸せに過ごせています。
夫に支えてもらってるおかげです。

子牛との一心同体もあと少しだと思うと、
少し名残惜しいけど、会えるのが待ち遠しい。


子育てしながら、また家族でクライミングを楽しむためにも、産後は体重落とさなきゃだなー。


長々となってしまったけど、おしまい。

出産と子育てがんばるぞー!