砂の器
昨日、1週間前と「砂の器」を見た
しかし、出来はいまいち
ぱっとしなかった
砂の器は1974年作の映画を見たが
どうしてもそれとの比較になってしまう
ストーリーが変えられている
らい病がひとつに大きなポイントだと思うが
それが、殺人の容疑者となっていた
この違いは根本的な問題だろう
殺人を犯すには動機が弱い
ストーリーに連続性が無くなって
犯人特定の根拠が薄弱
また、若手刑事役の玉木がどうも三流だ
手帳にメモする場面があるが
手帳へ書いているのが不自然
文字を書いていない
簡単な記号を書いているようにしか見えない
些細な場面をきちんとできない役者は三流
また、和賀役の佐々木だが
どうみても悲しみを内に秘めているようには見えない
表情でごまかしても見え透いている
どうみても「チャライ」
登場人物が多くて
散漫な構成になっている
全編ベターとした感じで
鋭さがない
失敗作でしょう