20151218 篠原演芸場・相舞踊大会(1)両座長「二輪草」 | 東京のはじっこで(勝手に)松に愛を叫ぶブログ

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かわいい、きれいな、カッコイイ☆松川兄弟を中心に~
記憶と記録としてマイペースに。

自分勝手に「キャー!!」と喜んでいます。

生ぬるい目で見守ってください。

勝手に広報(笑)会いに来られない方々が私の写真を楽しんでいただけたら…うれしいです。


鶴八鶴次郎の扮装でお迎え。
座長の後ろにあるのが(笑)分厚い台本です。
 


お芝居は「鶴八鶴次郎」
初演の作品。
憎からず思いあっている新内のコンビ、鶴賀鶴八(小祐司くん)と鶴次郎(翔也くん)の二人。
お互いに、芸のことでは譲らないので喧嘩が絶えなかった。
気の強い鶴八は、鶴次郎に嫌われているのではと料理店伊豫善の主人・松崎(歩夢くん)からの求婚を受け入れようと鶴次郎に打ち明ける。
鶴次郎は「嫁に行くなら自分のところに来てくれ」と泣き、二人は夫婦の誓いを交わす。
亡き母、先代の鶴八の願い、鶴賀の名のついた寄席を伊豫善の援助で開くことに…
その打ち合わせで松崎が鶴八の自宅を訪ねたところ嫉妬にかられた鶴次郎がやっきて、
「二人の仲もこれきりだ!」っと出て行ってしまう。

それから2年、場末のうらびれた寄席にいる鶴次郎を伊豫善の妻となった鶴八がたずねてくる。
鶴次郎のことを忘れられずにもう一度表舞台に出そうと迎えに来たのだった。
舞台に上がって、昔以上に絶賛された二人だったが、
また、楽屋で鶴次郎が難癖をつけて、鶴八も引かず物別れになってしまった。

鶴八の番頭・佐平(さなえちゃん)が居酒屋で酔いつぶれている鶴次郎を諫めると、
鶴次郎は、鶴八を心から愛していて、芸の道に引き戻して、今の幸せを損ねたくなかったと本心を打ち明けた。
そして、また、鶴次郎は酔いつぶれていった。

大衆演劇番では、鶴八が血を吐いて死んでしまう。
筋立ても多いみたいのですが、
この誰も死なない、ドラマチックでないストーリーが、また、両座長にぴったり合って
すごく泣けました。

もう一度、ぜひもう一度みたい作品です。
相舞踊大会、この日のラストショーで、また、泣けました。



口上挨拶の座長。
気の強い鶴八がかわいかった。。
 


 




 
 




小祐司くん、翔也くん「二輪草」(川中美幸さん)