前回のつづきです。
その男の子は
「思い出した。」と言いました。
「こうやって楽しく過ごした時のことを…」
若くして病気で亡くなったそうです。
苦しくて苦しくて、どうして自分はこんな目に合うのかと、
まだしたいことがいっぱいあるのに
まだ生きていたいのにと、
何を恨んで良いかも分からないまま、ただただ悔しくて
自分も親も周りのものすべて恨んでいたと。
長年恨んでいるうちに姿も変わり
悪行をしてはますます自分が嫌いになっていったと。
でも、なんのてらいも無く
自分に飛び込んできた私とじゃれ合っているうちに
こうした楽しい時間が自分にもあったと、
幸せな日々があったと
思い出したら涙が出てきたそうです。
すると、自ら輝きだして
気が付いたら姿が戻っていたということです。
彼は、そのまま光に包まれて
天使さん達と一緒に上へ上がっていきましたよ。
笑顔なのがとても印象的で、
私も嬉しい気持ちでいっぱいでした。
幸せに前進していくことでしょう。幸せを祈ります。
上がる直前、霊体はいつも輝くのですよね。
それは、
その霊体が
自らの光(喜び)に気が付くから
だそうです。
もともと自分の中にある輝くものが発露するのですね。
きれいですよ。ほんとに。
結局、肉体を持つ霊体である私達人間も
基本的に同じですね。
お金や人間関係、悲しみや憎しみなど、
何かの問題に執着すると、
不安や悩みが増します。
そんな時、
自分の中に既にある光、幸せ、神の部分、
に気づけば
きっと輝き出して
自分の人生を未来に向けて
歩んでいけるものなのではないでしょうか。
それがなかなかに難しいのですがね、
自分なりにいろいろ試して楽しむことです。
七転八倒の苦しみも
脱皮・進化のチャンス・前触れととらえましょう。
誰かに やってくれ! ではなく、
自らやる! という覚悟も大切です。
青鬼が私に見せてくれたように…
今日は新月、
何かを願ってスタートするのに良いエネルギーです。
自分を大切にして、
覚悟をもって且つ安心して進みましょう。
そして、最後は、
調和の光に包みましょう。
きっとできます
このシリーズはおしまいです。
いつもお読みいただいてありがとうございます。