この相手にはどうしても勝てる気がしない、そんな存在がAC長野パルセイロでした。私の応援するJ3リーグのFC町田ゼルビアにとって、巨大な壁だったのが彼らです。
しかし今シーズン2度めの対戦で、2対0と勝利したことで、そんな苦手意識もようやく薄くなって(完全になくなったわけではないですが)きたようです。
J3のなかで、ゼルビアはどこにでも勝つことができる、そう思います。
「どこにでも勝てる」と言うとずいぶん自信満々で、驕ったように感じられるかもしれませんね。
しかし同時にこうも思っています。「ゼルビアはどこにでも負ける(引き分ける)可能性がある」とも。
福島には先日を含めて今シーズンの対戦はいずれも引き分け。
秋田にもホームで敗れましたし、昨シーズン終盤にも優勝争いにとって痛い負けを喫しました。
相模原、負けたくないお隣のライバルにも敗戦。
藤枝には、ひとり少なくなった相手に追いつかれるという失態を演じました。
盛岡は不調だったにも関わらず、1点も取ることができずに引き分け。
琉球には、過去に何度も連勝を止められているという苦い経験があります。
アンダー22選抜には大勝しましたが、次も勝てるという保証は何もありません。
一方で驚異的な得点力を誇る絶好調の山口には2勝。
J2経験のある鳥取と富山にはいずれも勝ちました。
冒頭に書いたように優勝候補本命と思える長野にも1勝1分。
なぜこれで首位でないのか?
上位チームとの対戦ではほとんど勝っているので、不思議でなりませんね。
どんな相手にも勝てるし、どんな相手にも勝てないかもしれない、それがわれらがFC町田ゼルビア。
今週のお相手は最近勝利から見放されているようではありますが、だからといって安心などまったくできません。いつも苦しめられているという印象ばかりが強いんですよね・・・
FC町田ゼルビア対Y.S.C.C.
6月28日(日) 18:00キックオフ
町田市立陸上競技場(野津田)
たまには先発メンバーで2点以上取って、さらに交代選手がダメ押し点を決める、そんな余裕の展開にならないものでしょうか?
2015・6・27