経験の差? |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

「町田には昨年昇格争いという厳しい経験をしてきた選手が多いが、ウチには昇格後に入ってきた選手も多く、真剣勝負の経験が足りなかった」、とこれはFC岐阜のキャプテン服部選手の試合後のコメント。


そうか、そうだったんだなあ。われらがFC町田ゼルビア、昇格一年目の一番経験の浅いチームだと思っていましたけど、そうじゃなかったんですね。

残留を争う他の3チーム、昨年までの今ごろは降格制度の無かったJ2で、明確な目標も無いまま(もちろんひとつでも順位を上げたいと思ってはいたでしょうが)、あまり良い言葉ではないかもしれませんが、いわゆる消化試合を戦っていたのでしょう。


その点ゼルビアは違います。ここで負けたら4位以内が危ないかもしれない、昇格が果たせないかもしれない、そんなギリギリの戦いが一年前には続いていたんですよね。


奇しくもその昨年と同じく、ホーム最終戦の前に北関東でのアウェイ戦。相手は水戸ホーリーホック。

幸いにも昨年の高崎ではほぼ昇格決定という最高の結果になりましたが、そこで負けていれば昇格が絶望的になっていた可能性もあった試合でした。



そう、選手だけでなくフロントも、もちろんサポーターも、胸が苦しくなるほどのシーズン終盤を、しっかりと経験してそして乗り越えてきたはず。

熱く、しかし冷静さをもっていきましょう。

こんな厳しい戦いには、俺たちのほうが慣れているはずなんだから。

水戸よりも、残留を争う他の3チームよりも。


2012・10・31