“ニュートンは常に考えアンテナを張り巡らしていたからリンゴが落ちたときに万有引力を解明することができた”


セレンディピティ(英語 :serendipity)は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。
何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」を指す。
平たく言えば、ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のことである。

by wikipedia


普段あまりこういうネタをここで話すことはないですが ,,,
すきです、こういうネタ。
久しぶりに21時台に帰路に着き、特番を観ていました。
ドラマにバラエティー、ニュース、特番、情報番組、ドキュメンタリー ,,,
最近は「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」が特にすきでよく観てしまいます。
話は逸れますが、
自叙伝やエッセイもすきです。
なぜかって、
普段なかなか聞くことのできない成功者や著名人の生き様や考え方を知ることができるから。
興味を持った人のエッセイや自叙伝はすぐに手にとってしまいます。
少しでも多くの見識に触れたいという欲の方が強いのかも。
小説は苦手なのでほとんど読まなくなりました。
非現実的な小説であればあるほど、手が進みません ,,,

とまぁ話を戻しまして、
特番でやっていたのがビートたけし×池上彰×宮根誠司×ノーベル化学賞鈴木教授の対談。
そこで鈴木教授からでてきたのが表題の言葉、“serendipity セレンディピティ”だった。
自身のノーベル化学賞受賞をこう表現した80歳の名誉教授。
妻を“ワイフ”と呼ぶ話はあまりにも有名。
深みがあって、温かみもあって、かわいいお方だと思う。

鈴木教授は自らの長年の研究生活においてのモットーにしていたのがこの言葉だと思うが、
可能性に満ちたこの言葉は、
すべての生きている人間にあてはめられる言葉なんだよなぁと思う。
少なくとも、わたしにもserendipityがあればなぁと、いつも思う。
だから模索し続けるのかな。
常に自問自答を繰り返し、アンテナを張りめぐらし、見聞を広げたい。

“研究生活は、終わりや結果に辿りつけるかわからない大変さがあるだろう”
と宮根さんは言った。
けれど、それって人生と同じだな。
自分の夢や理想を探し、追い求め続ける。
終わりもないしどんな結末に辿りつくかわからないままただ信じて走り続けるしかない。

“闇雲に研究をするわけじゃなく、ある理論があってそれに基づいた考察に沿って研究を進める”
と鈴木教授は言っていた。
闇雲じゃなくて、自分の信念や、見聞を深めた結果の判断や、こうありたいという理想に沿って生きていこう。
そう、思った。
serendipityを兼ね備える人間に、いつか、なっていたいな。

別に人生の迷子というわけではないです 笑
新しい言葉や考え方を知ったことで、自分に置き換えてみたり、想像してみたり、調べてみたり。
そういう風に考えていくことが何よりすきだったりします ♥
今回学んだことは、「違う意見にも耳を傾ける」「失敗を失敗だと思わない」「常にアンテナを張っている」ことの大切さ 。
当たり前のことと思いながらも、なかなか難しかったりする。

一見対立する意見の中からも、学べることや掴めることや発見を見つけてみる。
頑なに否定的にならず、自分の殻に閉じこもりすぎない柔軟性も必要。

10回失敗しても、11回目に何か掴めればそれでいい。
失敗があるからこそ成功に近づける。
失敗の積み重ねで、学び、発見し、10通りの考え方を持つことが出来たと考える。

身の回りに起こる出来事に沢山のヒントは隠されている。
大切なのは常にアンテナを張っていること。
そうすれば、その一瞬を見落とさない。
思わぬところでそのアンテナに受信波が入ってくる。

言葉って、おもしろい。




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