線維筋痛症に関わらず、筋痛症に分類される人すべてに対して行われる治療です
病院によって使っている薬品は違いますが、局所麻酔を注射します
で、注射をする場所がトリガーポイントといわれる場所で、
分かりやすくいうとツボみたいなものですが、
肩こり症の人とか肩にコリコリしたものありませんか
簡単に言うとそういうところを筋硬結といい、そこに注射を打っていきます
これわかります
筋肉のコリコリ部分を指で押さえて押すと左右に動く様なコリコリ
筋肉の固まってしまっている部分ですよね
そこに注射を打ってあげて行くんですね
全く関係ない写真ですが、まぁいいですよね
私にとっての癒しと休憩です
本題に戻ります
こういった痛みはほかのブログの記事に書き手ありますが(予定ですが)
筋のスパスム(攣縮)からくるものであるという研究の発表があるんですね
専門でないほとんどの方には難しいことだと思うのですが、
2000年から2010年はアメリカでは痛みの年と名付けて痛みの研究をしていたのです
それで、痛みのメカニズムというのが少しずつ分かってきたというわけなんですよ
専門の写真を何枚も載せると分かりにくくなるので分けてやっていきますね
これは痛みのサイクルとして発表された図です
痛みを最初に感じた時かたのサイクルですね
これが、一旦の痛みで終わるか慢性的な痛みに移っていくかというところなわけです
ちょっと字が読みにくいかな
そして、慢性痛になっていくとサイクルが変わっていき
こんな風になってしまうのですね
こうなる前にトリガーブロックをすると、筋肉のスパスム(攣縮)が止まりますので、
慢性痛にならずに済んでいくのですが、あまりにスパスムが強かったり、
対処が遅かったりすると慢性痛へと移行していってしまうんですね
この、慢性痛の強さや範囲、トリガーポイントとなるコリコリかつ超痛い場所の数で
いわゆる「病名」というものが変わるわけですね
肩や腰に起きれば肩こりとか腰痛となんかなじみのある言葉で片付けられますが
筋肉は全身にありますから、どこがスパスムを起こしてもおかしくないわけですよね
ですから、ただの肩こりも腰痛もいわゆる「筋痛症」とか「筋筋膜疼痛症」と言われるんですね
スパスムが起きている範囲がどれだけあるかによって「広範囲筋筋膜疼痛症」とか
言われるのですが、この時点ではまだスパスムによる痛みなんです
これが線維筋痛症と違うところ
線維筋痛症はそのスパスムが中枢、
つまり脳からの信号によって痛みが出るということなのです
そこが線維筋痛症と筋痛症の境目
簡単な分布をピラミッドで表すとこんな感じになるんですね
難しい話になってしまったでしょうか
簡単にお話をまとめると…
まず、筋肉スパスム(攣縮)を起こすと、その場所に痛みを感じます。
この時点で、大丈夫だ!と思ったり何らかの対処をしたりすると一時的な痛みで終わるんですね。
ところが、その痛みに対して心理的にすごく心配したり、対処をしても不十分だったりすると
だんだんと慢性痛に移行してしまうということなのですね
この段階ではまだ筋肉のスパスム(攣縮)ですから、トリガーブロックをすると
症状の強さによりますが、1回で治る人もいれば何回もトリガーブロックを行うことで
治っていきます
これはあくまでも筋肉の自らのスパスム(攣縮)だからだと言えます
しかし、線維筋痛症は、脳からそういった信号が出てしまい筋が非常に張ってしまい
見た目はプリンプリンでなんかカッコイイ筋肉に見えるのですが、ただの病気なんです
で、線維筋痛症になってしまえばトリガーブロックだけでは対処できなくなるのですが
もちろん効果はありますので、治療法のひとつになっている
というわけなんです
なぜ急に線維筋痛症になってしまうかはまだ分かりません
また、線維筋痛症は、トリガーポイントで決まった場所18か所のうち11か所以上が痛い
という診断基準がありますが、飛び上るほど痛いんですよね
それが、筋筋膜疼痛症とは違うところでもあります
またほかの日記で紹介しますが、全身の筋肉がスパスムを起こすわけですから
色んな随伴症状が起きて当然なんですよね(;´▽`A``
メニエール病様症状や片頭痛も引き起こしてしまうんですよ
お分かりいただけましたでしょうか
ちと長かったですね
少しでも伝わればいいと思います
間違ってるところとかあればぜひご指摘ください
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