福島の不都合な真実が明らかになりました。これは、昨年末に行われた福島県民健康調査 検討委員会の席で公表された資料を元に作成した地図です。
福島県を便宜的に4つの地方に分けて、検査対象者10万人あたりの甲状腺がんの発症を見える化したものです。
浜通りは避難対象区域を除いた3地域になっています。驚いたことに避難対象区域の住民からは中通りの約2倍、会津地方と浜通りの3倍以上も高率にがんが発症しています。
これは以前のブログで示した、福島県が原発事故後に行った放射能汚染調査を見える化した地図と奇しくも一致しています。
今回の結果を統計学的に比率の差(Ryan)で検証すると、P<0.01で有意差が認められました。検討委員会の皆様はこの事実をどうお考えになるのでしょうか?