毎日新聞 2011.1.25


読書日和

”20歳のときに知っておきたかったこと”

ティナ・シーリグ


米国の学生に与えた課題

「クリップを使って、できるだけ多くの価値を生みだすこと」

成功例はいくつもあったが

会場で一番反響があったのは

「なぜ失敗したか」をまとめた1本のビデオ


「学校の試験の答えは1つかもしれないが

実生活での問いに対する答えはたくさんある。

しかも誰の助けも借りずに自分で選ばなくちゃいけない。

私が学生に言うのは、失敗を恐れるなということ

失敗からこそ多くのことが学べる

失敗をたくさん経験しなければ、成功もありえないのよ」


ルールは破るためにある

誰かに認められるのを待っていてはいけない

問題は見方をかえればチャンス


米国流の企業化精神、イノベーションの育て方を

教えてくれる。


知人が突拍子もないことをやりたい、と言い出したら

「とんでもない」という代わりに

「それは素晴らしい。私に何かできることはあるかしら?」

と勇気付けてあげるべき。