すごいタイトル。

この言葉はアラフォー(と言うらしい)の主題歌

竹内まりあの「幸せのものさし」に出てくる言葉。

「となりの芝は青くみえるー」とか。

なんだか歌詞の内容が

あざとい、と思うのは

無意識の防御???


この歌、絶対カラオケで歌えんわーと

同世代女子に言うと

大笑いされます。


ま、その話は別にして

自由と孤独で

私が思い出すのは

ジャックマイヨール。


究極の自由人。


好きな島、ビーチで暮らし

何の束縛もない。

海に赴き

風と一体となってヨガをする。

海と一体となって潜水をする。


たまにプレスの仕事や環境会議などで

海外にでかけ、世界には友人たちがおり

尊敬される存在であったはずです。


私にしてみれば

そういう生活をしたいかどうかは別にしても

なんて美しい、そしてなんて自由な人生

と、ある種の崇高さを感じていたのに

突然の自殺。


さみしい、という言葉を

聞いたことがあるという話もあったりしました。


確かに

究極の自由は究極の孤独なのかもしれません。


一方で

積極的な死だったのかもと思うこともあります。

見るべきものは見た、知るべきことは知った

という思いだったのかも、と。


そしてもうひとつ

宮本輝の「幻の光」に出てくる話も思い出します。


突然自殺した夫。

なぜ死んだのか?苦悩し続ける妻。


ある年老いた漁師の言葉は

「海に誘われるんだ。沖の方に綺麗な光が見えて自分を誘うんだ」

「誰にもそんな瞬間がある」


理屈じゃないのかもしれません。