1/23の朝日新聞に藤原新也のコラムがあった。

「愛国心」と「愛民心」


この中で気になったのは

「愛国心」に関して

彼が今まで数十カ国をめぐって感じたということ。


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他民族で成り立つアメリカという特殊な国は別にして

愛国心の強い国にはひとつの傾向がある。


それは家族や親戚縁者、

そして近隣の絆が強いということである。


つまり愛国心とはとりとめのない

抽象思考の中から生まれるものではなく

親が子を愛し、

子が親を愛し、

兄弟が兄弟を愛し、

隣人が隣人を愛す、という

きわめて身近な愛情の相互補完の

土壌の中において

芽吹くものなのである。


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これに関して

そのとおり!といえるほどの確信はないが

とても興味深い見方だと思う。