ネタバレな感想と考察。
まずは、作品の率直な感想。
旧作は、やりたい事を突き詰めたけど、“やりたい事”をするにあたり壁が厚かったりで不十分な燃焼の結果、かなりの疲労が…(ry
疲労と満足が比例しなかったと思われるんですね。
しかし今作は、やりたい事プラス、“やらなければいけない事”…庵野さんの使命感が、よりエンターテイメント性を押し出す形の結果になったと思います。
しかし、エヴァという全作品のテーマ性等…全て、一貫していて、ただ表現方法が違うだけなんですよね。
私が庵野さんが好きなのも、庵野さんは引き出しを沢山お持ちなのに、それをひけらかさないスタンスも素敵だなと思うんです。
なぜエヴァなのか?
エヴァじゃないと駄目なんですよね。
旧作の否定では結してなく、真新しい作品じゃ意味が無い…。
庵野さんの胸の内は、シンジが握ってる。
シンジ(神児)であり、私の勝手なコジツケですが“真実”の“シンジ”でもあるのかなと…“ツ”は???
“真実”をオールクリア出来ないから探り、作品を作り続けてるんじゃないかなと…私は思います。
真実の欠けた存在が人間で、それを探すのが人間で…。
あくまでも、自分の中での“真実”ですけどね。
今作のほのぼのとしたシーンから、既に伏線がひかれてましたね。
あ!細かい台詞は解らないので;そこは許して下さい。
ニュアンスだけで、勘弁を;
アスカが草食主義のレイに、「生きる為に必要な事」的なニュアンスの台詞で肉食を薦める…。
プラス、“食事”がテーマ的に散りばめられていました。
食物連鎖の作用…
ゲンドウとシンジの心の繋がりや連鎖効果だったりの食物連鎖との類似性。
シンジ×アスカ×レイの心模様の矢印の食物連鎖の類似性
。
生命の連鎖として、汚水した海水を浄化する潮の生臭ささも、生命の死により生が宿るしくみに他ならない…
エヴァが使徒を喰らい、使徒がエヴァを喰らう…
生命維持の連鎖…それは共通するものであるという、大きなテーマ性が分かり易く見えましたね。
旧作でのテーマと同意なのも解ります。
一元論ですよね。
内在神論、万有在神論、汎神論はエヴァンの一つのテーマとして使われてきましたから、寧ろモナド(LCL)が否定されるとエヴァのストーリー自体が破壊しますからね(笑)
二元論ではないとしたら、無関係とは言い難いでしょう。
それらにより、強固に見えた筋も、明解により分かり易く仕上げてるのがわかります。
新キャラについて…
マリは、加持さんの読みよりも上手ですね(笑)現代の子供的な感じですよね。
やけに冷めてたり、大人より大人だったり(笑)けど、所詮子供だったり(笑)
昭和オヤジキャラですが、そのバランスは意図的と思います。
マリはあっけらかんと見えるが、どこか匂いますよね(笑)
先ずは、彼女なりの目的が確かにあるような、そして彼女の背後には何があるのか?
ゼーレ?ネルフ?はてさて、加持のようなスパイ組織?加持とは別のスパイ組織?
ユースでの関係性が見えないので、何とも言えませんが、誰かの指示で来日したのは確かですからね…そこも気になります。
使徒殲滅に、手段を選ばないというのも、伏線ですかね?(笑)
どうなんでしょうか?ミサトさん?何て…と、勝手な憶測です;
アバンからマリのシーンで、かなり鳥肌ものでしたね♪
アバンが長いのも、サービス感たっぷりで、エヴァらしいものでした♪
今作は、かなりのCGが使われてますが、どれもが外してないんですよね。
エヴァ3体のダッシュシーンは圧巻♪
ただ唯一、ミサトの愛車アルピーヌA310のドリフトシーンは、しくったな~;
重厚感がなく玩具っぽくて、私的にはギャグぽく見えました。
しかし、やっぱはえてくるビルは、すげーイイですね♪
細かいんですが電線が、バチバチッて揺れた画が、ヤバかった♪♪ツボです(笑)
視点が、マニアすぎですかね?;
やっぱ見せ場のてんやわんやのシーン(笑)
アスカ搭乗の3号機のシーンは、目を塞ぎたくなるマヤと同じ心境でした。
潤人は号泣しましたよ。
しかし、片目をなくしたアスカ(予告編より)は、人柱として必要なわけで…。
そして、レイとシンジの初号機での融合と凍結…。
これは、私が旧作で考察した事が、ほぼ確信めいたなというシーンでした。
また、それはちゃんとした形で今後アップしますが…
軽く触れますが、ユイの真意の目的が叶った瞬間でも有りますね。
そして、レイはユイのクローンから自立したレイ単体としての変化とは、私は結して見てはいません。
寧ろ、ユイに近付く変化のプロセスとしての今までのストーリー展開と見てます。
シンジとの接触も、レイがユイとして目覚めるトリガーだと考えてます。
それがゲンドウ×冬月のシナリオの1つの頁だと考えてます。
しかし、ゲンドウはユイの真意を最後まで見抜けなかったと…。
ユイはあくまで、シンジの為にしか目的意識を持ち合わせていないという事で、ゲンドウはその為のパトロンでしかない。いや、父親意識が薄いゲンドウを、見限ったといった方が近いかな?試みたもののですね(笑)
即ち、シンジ×レイの融合は、男女間の“結ばれる”ではなく、母子間の“結ばれる”なのだという事と考えてます。
それをアスカは、勘違いしてますけどね;
だから「ポカポカする」という表現であり、初号機がレイを受け入れるのは(ダミーは不可)、ゲンドウ×レイのランチシーンでユイとレイが被る等によりユイに近付いたという事だと考えてます。
そこに、8号機に搭乗したカヲルが登場!
彼もユイのクローンであると考えます(容姿的に)。
しかし、男なのでシンジと同等とカヲルは意識していると…。
しかし、それだけではない「ちょっと待った!」的な邪魔しに来たんですよね(笑)
それは、現代の母子の関係のモデルじゃないだろうか?
母親の以上なまでの子供に対する愛情。
父親は二の次的な;
母親視点から言うと「あなた(夫)が、子育てに非協力的だから」や「父親ではなく、夫自体が子供で困る」みたいな…。
ユイから見たゲンドウは、そんな感じですかね?(笑)
カヲルはゲンドウとはまた違ったアプローチでの、邪魔が入るという…私の憶測ですが、そう思うわけです。
今回のカヲルは、そう簡単にシンジに譲らないと思うんですよね。
生き残る生命体として…。
これは、私の勝手な予測です。
後は、加持が持ってきたものがアダムではなかった事…。
私の解釈では、アダムとリリス…日本にあるのがどちらかか、まだ明かさない為でしょう。
そしてゼーレとネルフで、どちらかを所有しそこから生命体を作成しているとして、ゼーレ側のアダムORリリスにより8号機がと考えられるわけで…、私は使徒もゼーレ側の作成した生命体と考えてます。
だから、使徒が知恵の実(レイ)を喰らう事を目的とし、3号機を喰らった初号機に危機を感じ、より上の生命体への変化を作成するシナリオだったと考えてます。
しかし、予測外の事態が!それは、初号機が神に近い存在になってしまった。
レイとの融合を失敗した為に起きた、ゼーレの危機的状況。
その時の保険がカヲルであり8号機の存在であると…。
しかし謎なのが、アダムとは違った生命体は何なのか?
5号機が使徒を殲滅×初号機が3号機(バルディエル)を喰らった事は、契約外の理由(虹フラグが立たなかったから)…。
2号機のマリの搭乗承諾、ビーストモードでのシーンを含め、アスカの母親とエヴァの関係性は、無効なのか。
「破」では、かなりの数の伏線が引かれ、フラグが立ちましたよね。次作では、どこまで伏線回収やらフラグの相乗効果を見せてくれるか楽しみです。
最後に余談ですが、プラントの全景がセフィロトの樹みたいで、ちょいと面白いですね。
あれは意図的…ですよね?
まだパンフを読んでないので、読んでみます(笑)
読んでから感想等述べると、偏りそうだったので、読まずに敢えてアップしました。
だから、読んでからだと、また違った考察になると思います;
後、一回じゃやっぱ理解するのは無理ありますからね;
あくまで、潤人の勝手な感想と考察なので、その辺踏まえたうえで、宜しく御願いします;
旧作は、やりたい事を突き詰めたけど、“やりたい事”をするにあたり壁が厚かったりで不十分な燃焼の結果、かなりの疲労が…(ry
疲労と満足が比例しなかったと思われるんですね。
しかし今作は、やりたい事プラス、“やらなければいけない事”…庵野さんの使命感が、よりエンターテイメント性を押し出す形の結果になったと思います。
しかし、エヴァという全作品のテーマ性等…全て、一貫していて、ただ表現方法が違うだけなんですよね。
私が庵野さんが好きなのも、庵野さんは引き出しを沢山お持ちなのに、それをひけらかさないスタンスも素敵だなと思うんです。
なぜエヴァなのか?
エヴァじゃないと駄目なんですよね。
旧作の否定では結してなく、真新しい作品じゃ意味が無い…。
庵野さんの胸の内は、シンジが握ってる。
シンジ(神児)であり、私の勝手なコジツケですが“真実”の“シンジ”でもあるのかなと…“ツ”は???
“真実”をオールクリア出来ないから探り、作品を作り続けてるんじゃないかなと…私は思います。
真実の欠けた存在が人間で、それを探すのが人間で…。
あくまでも、自分の中での“真実”ですけどね。
今作のほのぼのとしたシーンから、既に伏線がひかれてましたね。
あ!細かい台詞は解らないので;そこは許して下さい。
ニュアンスだけで、勘弁を;
アスカが草食主義のレイに、「生きる為に必要な事」的なニュアンスの台詞で肉食を薦める…。
プラス、“食事”がテーマ的に散りばめられていました。
食物連鎖の作用…
ゲンドウとシンジの心の繋がりや連鎖効果だったりの食物連鎖との類似性。
シンジ×アスカ×レイの心模様の矢印の食物連鎖の類似性
。
生命の連鎖として、汚水した海水を浄化する潮の生臭ささも、生命の死により生が宿るしくみに他ならない…
エヴァが使徒を喰らい、使徒がエヴァを喰らう…
生命維持の連鎖…それは共通するものであるという、大きなテーマ性が分かり易く見えましたね。
旧作でのテーマと同意なのも解ります。
一元論ですよね。
内在神論、万有在神論、汎神論はエヴァンの一つのテーマとして使われてきましたから、寧ろモナド(LCL)が否定されるとエヴァのストーリー自体が破壊しますからね(笑)
二元論ではないとしたら、無関係とは言い難いでしょう。
それらにより、強固に見えた筋も、明解により分かり易く仕上げてるのがわかります。
新キャラについて…
マリは、加持さんの読みよりも上手ですね(笑)現代の子供的な感じですよね。
やけに冷めてたり、大人より大人だったり(笑)けど、所詮子供だったり(笑)
昭和オヤジキャラですが、そのバランスは意図的と思います。
マリはあっけらかんと見えるが、どこか匂いますよね(笑)
先ずは、彼女なりの目的が確かにあるような、そして彼女の背後には何があるのか?
ゼーレ?ネルフ?はてさて、加持のようなスパイ組織?加持とは別のスパイ組織?
ユースでの関係性が見えないので、何とも言えませんが、誰かの指示で来日したのは確かですからね…そこも気になります。
使徒殲滅に、手段を選ばないというのも、伏線ですかね?(笑)
どうなんでしょうか?ミサトさん?何て…と、勝手な憶測です;
アバンからマリのシーンで、かなり鳥肌ものでしたね♪
アバンが長いのも、サービス感たっぷりで、エヴァらしいものでした♪
今作は、かなりのCGが使われてますが、どれもが外してないんですよね。
エヴァ3体のダッシュシーンは圧巻♪
ただ唯一、ミサトの愛車アルピーヌA310のドリフトシーンは、しくったな~;
重厚感がなく玩具っぽくて、私的にはギャグぽく見えました。
しかし、やっぱはえてくるビルは、すげーイイですね♪
細かいんですが電線が、バチバチッて揺れた画が、ヤバかった♪♪ツボです(笑)
視点が、マニアすぎですかね?;
やっぱ見せ場のてんやわんやのシーン(笑)
アスカ搭乗の3号機のシーンは、目を塞ぎたくなるマヤと同じ心境でした。
潤人は号泣しましたよ。
しかし、片目をなくしたアスカ(予告編より)は、人柱として必要なわけで…。
そして、レイとシンジの初号機での融合と凍結…。
これは、私が旧作で考察した事が、ほぼ確信めいたなというシーンでした。
また、それはちゃんとした形で今後アップしますが…
軽く触れますが、ユイの真意の目的が叶った瞬間でも有りますね。
そして、レイはユイのクローンから自立したレイ単体としての変化とは、私は結して見てはいません。
寧ろ、ユイに近付く変化のプロセスとしての今までのストーリー展開と見てます。
シンジとの接触も、レイがユイとして目覚めるトリガーだと考えてます。
それがゲンドウ×冬月のシナリオの1つの頁だと考えてます。
しかし、ゲンドウはユイの真意を最後まで見抜けなかったと…。
ユイはあくまで、シンジの為にしか目的意識を持ち合わせていないという事で、ゲンドウはその為のパトロンでしかない。いや、父親意識が薄いゲンドウを、見限ったといった方が近いかな?試みたもののですね(笑)
即ち、シンジ×レイの融合は、男女間の“結ばれる”ではなく、母子間の“結ばれる”なのだという事と考えてます。
それをアスカは、勘違いしてますけどね;
だから「ポカポカする」という表現であり、初号機がレイを受け入れるのは(ダミーは不可)、ゲンドウ×レイのランチシーンでユイとレイが被る等によりユイに近付いたという事だと考えてます。
そこに、8号機に搭乗したカヲルが登場!
彼もユイのクローンであると考えます(容姿的に)。
しかし、男なのでシンジと同等とカヲルは意識していると…。
しかし、それだけではない「ちょっと待った!」的な邪魔しに来たんですよね(笑)
それは、現代の母子の関係のモデルじゃないだろうか?
母親の以上なまでの子供に対する愛情。
父親は二の次的な;
母親視点から言うと「あなた(夫)が、子育てに非協力的だから」や「父親ではなく、夫自体が子供で困る」みたいな…。
ユイから見たゲンドウは、そんな感じですかね?(笑)
カヲルはゲンドウとはまた違ったアプローチでの、邪魔が入るという…私の憶測ですが、そう思うわけです。
今回のカヲルは、そう簡単にシンジに譲らないと思うんですよね。
生き残る生命体として…。
これは、私の勝手な予測です。
後は、加持が持ってきたものがアダムではなかった事…。
私の解釈では、アダムとリリス…日本にあるのがどちらかか、まだ明かさない為でしょう。
そしてゼーレとネルフで、どちらかを所有しそこから生命体を作成しているとして、ゼーレ側のアダムORリリスにより8号機がと考えられるわけで…、私は使徒もゼーレ側の作成した生命体と考えてます。
だから、使徒が知恵の実(レイ)を喰らう事を目的とし、3号機を喰らった初号機に危機を感じ、より上の生命体への変化を作成するシナリオだったと考えてます。
しかし、予測外の事態が!それは、初号機が神に近い存在になってしまった。
レイとの融合を失敗した為に起きた、ゼーレの危機的状況。
その時の保険がカヲルであり8号機の存在であると…。
しかし謎なのが、アダムとは違った生命体は何なのか?
5号機が使徒を殲滅×初号機が3号機(バルディエル)を喰らった事は、契約外の理由(虹フラグが立たなかったから)…。
2号機のマリの搭乗承諾、ビーストモードでのシーンを含め、アスカの母親とエヴァの関係性は、無効なのか。
「破」では、かなりの数の伏線が引かれ、フラグが立ちましたよね。次作では、どこまで伏線回収やらフラグの相乗効果を見せてくれるか楽しみです。
最後に余談ですが、プラントの全景がセフィロトの樹みたいで、ちょいと面白いですね。
あれは意図的…ですよね?
まだパンフを読んでないので、読んでみます(笑)
読んでから感想等述べると、偏りそうだったので、読まずに敢えてアップしました。
だから、読んでからだと、また違った考察になると思います;
後、一回じゃやっぱ理解するのは無理ありますからね;
あくまで、潤人の勝手な感想と考察なので、その辺踏まえたうえで、宜しく御願いします;