「建坪」って何?
建築業界の者には当然過ぎる「建坪」【たてつぼ】という言葉・・・
案外素人さんには、きちんと認識されていないようです。
建坪というのは、建築物が占めている「土地」の坪数です。
土地・・・つまり地表を覆っている部分の坪数をいいます。
ですから、極端にはみ出していない限り、2階の面積にかかわらず
「建坪」は変わらないのです。
建築物の各階の床面積の合計は「延べ坪」【のべつぼ】
と言って、「建坪」とは違います。
家を建てるときに、「坪単価○○万円」などと表現しますが、
この時は、「延べ坪」で計算しないといけません。
同じような言葉で、
「建蔽率」【けんぺいりつ】という言葉がありますが、
これは、敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合をいいます。
100坪の土地に建築面積30坪の建物が建っている場合は、
建ぺい率は3/10(30%)となります。
基本的には、この建ぺい率は都市計画法などで、
地域によって定められており、
原則として、その割合を超えて建築物を建ててはいけないことに
なっています。
この建蔽率を守ると、本来なら、土地いっぱいいっぱいに家を建てることは
不可能なはずです。
ブログのなかで、屋根と外壁の概算を掲載していますが、
それは、「建坪」と階数を目安としています。
お間違えのないようにー。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─お家の屋根、外壁など・・・
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