自民党の大島理森幹事長は20日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、滝野欣弥官房副長官が鹿児島県・徳之島の3町長に電話し平野博文官房長官との会談を要請したことに関し、「鳩山内閣には真剣に打開しようとする手法もなければ、信念もない。移転先といわれる方々を愚弄(ぐろう)している」と述べ、首相官邸が地元との対応を事務方に委ねたことを厳しく批判した。
 その上で「(5月末までの決着が)できなかったら、もはや鳩山由紀夫首相ではこれは解決できない。お辞めになることが国益だ」と強調した。党本部で記者団に語った。 

【関連ニュース】
増税なしでデフレ脱却、財政再建は可能~みんなの党・渡辺喜美代表インタビュー~
なれ合い政治から脱却を~自民党・園田幹事長代理インタビュー~
自民の歴史的役割終わった~自民・舛添要一前厚生労働相インタビュー~
社会保障改革に立ちはだかる「既得権益層」
政界再編含み 政局は五月「最大のヤマ場」へ

<中国軍艦>沖ノ鳥島西方海域で活動中 公海南下した艦隊(毎日新聞)
学力テスト方式移行「大失政の典型」橋下知事(読売新聞)
<JR福知山線脱線>歴代3社長、強制起訴前に聴取せず(毎日新聞)
<労働者派遣法>改正案が衆院で審議入り 野党から懸念意見(毎日新聞)
<花岡事件>中国人犠牲者の無念刻む記念館オープン 秋田(毎日新聞)