すでに大きなニュースになっていますが
肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、DPT同時接種後の死亡が発生しました
2011年3月2日から3月4日にかけて4名の乳幼児が亡くなっています
現時点では・・・
ワクチンが原因かどうかは判明していませんが
生命にかかわる問題なのでワクチン接種の中止と原因の解明が行われています
今わかっている情報を整理すると・・・
①4名のうち2名は生まれながら心臓の病気を持っていました
残りの1名は持病があったか調査中、もう1名は持病がありませんでした
②4名全員が肺炎球菌ワクチン(プレベナー)を接種しており、うち2名が同じロット番号(10G03A)でした
このことから考えられるのは・・・
①ワクチン自体に問題がある可能性
全員で接種されていた肺炎球菌ワクチンが最もうがたわしい
②ワクチンの品質に問題がある可能性
肺炎球菌ワクチン(プレベナー)のロット番号(10G03A)に問題がある可能性です
医薬品は種類によっては食べ物のように製品ごと(製造単位毎=ロット毎)に若干のムラがあります
ロット番号(10G03A)に何らかの物質が混じった可能性、あるいはその濃度が濃かった可能性など
③ワクチン同時接種に問題がある可能性
肺炎球菌ワクチン+何らかのワクチンで副作用を起こしやすくなる可能性です
④ワクチンには問題がなく、持病がある場合に副作用が強くなる可能性
ワクチン自体は普通は問題ないが、持病がある乳幼児の場合はひどい副作用が出やすくなるのかもしれません
⑤偶然の産物
肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの接種が急激に増加したため、副作用の確率の分だけ死亡患者さんが出た
ここ数日で連続したのは偶然である
などです
幸い我が子は両ワクチンとも接種接種済みですが、接種前の親御さんにとっては心配なはずです
今後も情報が更新され次第提供していきたいと思います
最後に・・・
新聞の記事でいろいろ載っていますが一番しっかりした情報が載っている厚生労働省のホームページを紹介します
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz.html
pdfファイルには亡くなった乳幼児4名の方の医学的な情報が記載されています
興味のある方は一度ご覧ください
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