ひさびさ楽生院。 | 『声』の残し方-いつかの、だれかに…

ひさびさ楽生院。

昨日お昼前に台中を出発。目指すは楽生院。その後、ある方々の思いつきで淡水に行き、北投で一泊。台中に戻ってきたのはちょうど24時間後のさっき。


さて。楽生院はもうめちゃくちゃです。やりたい放題。風景はがらっと変わってしまいました。山は削られ、穴は掘られで。古跡として保存とかいっても、あんな状態の楽生院のいったい「なに」を古跡として保存できますか?


楽生院に初めて訪れたときのガジュマルの緑や鳥の鳴き声はもう聞けないでしょうね。いまあるのはショベルカーと穴掘り機の機械音だけ。


この工事を引き受けているのも大陸系の会社だとか。もともとは台湾系の会社が受け持つはずだったけれど、馬さんが総統になって大陸系会社に変更されたとの噂。


そんな会社に抗議運動をやっていたある知り合いは、抗議運動に行ったさいに、この大陸系会社から仕事を頂き、現在北京にいるんだとか。なんか、この会社も知り合いも、なかなかやってくれる。


本当は写真があればよかったんだけど、カメラを忘れてしまいましたので、とりあえずの報告で勘弁くださいまし。