私は今、無職です。
アメリカから帰国して、今後どうしたらいいのかをひたすら模索していました。
自分でもどうしたらいいのか分からず、私を帰国させたジュニ君にいつも不安をぶつけ当たっていました。
私は未だ、父には彼氏が居ることを話しては居ません。
ましてや韓国人の彼氏が居ると。
仕事を辞めて留学した私に、父は、今後もアメリカに戻る予定だと、もし日本で働くにしてもアメリカで勉強したことを無駄にするようなことはしないだろう、と期待しているでしょう。
正直、今私が再びアメリカに行くつもりは全くありません。
それを言い出せずにいるだけに、私はこの2ヶ月日本で仕事を探すことが出来なかった。
だけど行くつもりもないのに、何もしない生活を続けるわけにはいかない。
そういってこっそり始めた就職活動、一週間前に採用決定を頂きました
職種も年収も将来のプランも、とてもいいお話を頂きました。
だけど、そこで働くことによって私の遠距離恋愛は結婚は遠のいていく。
そしたらそもそも、どうして私が日本に帰ってきたのか分からなくなってしまう。
彼は、私が一番したいことをしてくれれば良いって。
悩みに悩んで、最終的にはジュニ君にぶつかって、やっと言ってくれた一言。
「ウリエギの人生僕が責任取るから、どんな仕事を選択しても大丈夫と。」
どれだけ安心したか。
ジュニ君は、所謂日本で言われている韓国人とは大違いで、不器用で愛情表現は全くしないし
ロマンティックなことひとつも出来ない日本人の男の子よりひどい彼。
そんな彼にいつも不安を覚えて、試してばっかりの私。
そんな彼が言ってくれたその一言は、私にはとても大きくて暖かくて。
私は、頂いたお話を辞退することにしました。
たかが男一人で自分の人生を変えてって、馬鹿にされてもかまわない。
これからの日本での生活は、彼との未来のために生きていきます。
1年以内に迎えに来るという彼を信じて、それまでは派遣で働いて自由な時間で韓国でも働けるように資格を取って。
今までの不安だらけの私、もう後にはひけないよ。