皆様残暑お見舞い申し上げます
今日は 立秋で暦の上では秋のスタートですが ちょうど今頃が 一年で最も暑い時期であり ようやく暑さの折り返し地点に至ったところでしょう
立秋から秋分までの暑さは「残暑」と呼ばれ本格的に涼しくなるのはまだ当分先のことでしょうね
今日から兵庫県の滝を紹介します
今日の滝の名は「白糸の滝」と言います シライトノ滝
落差 12m
加東市の東部で播州清水寺の御嶽山に源を発し 加古川水系東条川の支流で滝谷の渓谷に懸かる滝です 普段渓谷を流れる水も少なく岩を伝う程度の水量ですが 雨上がりで水かさが増えても 水は濁ることもなく清水が流れています 滝の傍には不動明王が祀られています
同じく加東市の滝で「つくばねの滝」と言います
落差 6m
三草山に源を発する 加古川の支流鹿野川に懸かる滝です 国宝に指定されています朝光寺の直ぐ脇に懸かります 名前のつくばねはビャクダン科の植物で 果実が羽子板でつく羽根に似ていることから衝羽根(つくばね)と呼ばれ この地域に多く自生していることが名の由来です
今度は三木市の滝で「黒滝」と言います クロタキ
落差 4m 幅 30m
旧
万八狸とお万狐 水の新百景より
キツネとタヌキの化かし合いのお話で タヌキが田植えの時期を利用して 自分の術で辺りを水田に変えたかのように自慢したところ 負けたと思い込んだキツネは水田を荒らし村人にこらしめてしまうというものです 万八狐は その後も滝つぼの岩の上で美しい娘になって糸車をまわしたり 小僧になって丸木橋を渡る人の手をひいたりして 村人から感謝されました