こんにちは、
セミナーズの大川です。


本日は私から、
マーケティングで大切なワンポイント
お送りいたします。


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マーケティングがうまくいかない時の対処法 その2
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先日、宝島社のマーケティング本部の方の
お話を聞く機会がありました。


宝島社といえば、
今大流行中のブランドムック本で
先駆け的存在の出版社。



あなたもきっと、


・Kitson
・イブサンローラン
・マークジェイコブス


などのトートバッグやポーチが付録についた雑誌を
コンビニで見たことがあると思います。



この宝島社、
発行している雑誌の発行部数が今、
全て右肩上がりに上がっています。


その絶好調の秘密は何か?




その1つに、


『他業界に学んだことを取り入れた』


ということがありました。



いったい何を取り入れたのか?



もともと出版業界では、
書籍の売り手となって頂ける
書店員さんとのコミュニケーションが
多い方ではなかった
ようです。


しかし、例えばメーカーさんなどであれば、
販売会社様と密に連携して、
商品を売る努力をしている。




だから、出版社としては珍しいけれども、
【書店員さん向けのプロモーション】というものを
展開していったそうです。



例えば、


・書店員さんを連れての印刷工場見学

・雑誌の編集長との名刺交換会

・都内の話題のスポットをバスで巡るツアー


などです。



「普通じゃないか」と
思うかもしれませんが、
もちろんそこには仕掛けがあります。



移動の車に、
リムジンやロングのハマーを使ったり、

お付き合いのあるブランドさんから
書店員さんへのプレゼント用の商品を提供してもらったり。


とにかく、参加者である書店員さんの期待を超える、
驚きや感動を提供するように、心がけてやられたそうです。


そしてその結果、書店員さんの販売協力を
以前にも増して頂けるようになったとのこと。



もちろん、他にもたくさんの要素があって、
ブランドムック本の成功や、発行部数の右肩上がりが
実現しているのですが、

このような、書店員さん向けのプロモーションも、
宝島社さんが好調なひとつの理由でしょう。




ここから私たちが学べることのひとつは、


『自分の業界では当たり前ではないが、
 他業界で当たり前のことを、取り入れてみる発想と実行力』


です。




例えば、


「新規のお客様を獲得する」

というひとつの目的に対しても、


ある業界では、営業マンを使って飛び込み営業をしたり、
ある業界では、チラシやティッシュを配る方法をとったり、
ある業界では、試供品を配ってまずは体験してもらう方法をとったり。


同じ目的に対するアプローチの仕方でも、
業界が変わると全く変わってきたりします。



弊社が提供しているセミナープログラムでは、
参加者の方同士で頻繁にディスカッションをして頂く機会が
あるのですが、


その際も、できるだけ違う業界の方と
お話して頂くようにしています。



同じ業界の方とは、仕事に戻ればいくらでも
お話して頂けます。

せっかくセミナーにいらして頂いたので、
他業界の方々とたくさん意見交換をして頂くことで
自分の業界の考え方に凝り固まった状態から
解放されて欲しいのです。



そうすることで、

新たなマーケティングのヒントや、
売上アップに繋がる施策のアイディアが
次々と生まれてきます。



『自分の業界では当たり前ではないが、
 他業界で当たり前にやられていることは何か?』



マーケティングの次の一手を考える際、
ぜひ考えてみてください。



もし、すぐに何かアイディアを出したいというのであれば、
ぜひ弊社が開催している無料ワークショップにお越しください。

様々な業界のマーケティングに精通した講師が、
あなたのお手伝いをさせて頂きます。







本日もありがとうございました。



セミナーズ 大川