近況報告と言えば熊本で地震が起きました。
台風被害は毎年の事ですが、初めての大きな地震で戸惑いました。
被災者という言葉が自分の身に降りかかり、またそんな状況で共感できた言葉は「被災者であり被害者ではない」でした。
被害者には加害者がいる、恨みに捉われる事もあるかもしれないが
被災者には恨む相手も恨む理由もありません。
起きてしまった事は起きてしまったこと、あとは復旧に向けて突き進むのみです。
がまだせ熊本、熊本は強いなと改めて感じました。
話は大きく変わってタイトルの件。
アメリカ横断時、アリゾナ州オートマンにてお世話になったチャーリーおじさん。
小さなカウボーイの町、オートマンで自転車旅行者(に限らないかもしれないが)相手に優しく声をかけてくれる心優しいおじいさん。
その町を自転車で通れば町の人から「チャーリーを探してるんだろ?」と言われるくらい有名なおじいさん。
毎年数人現れるアメリカ自転車横断を夢見る人達がバトンを繋ぐ様にその町を通る。
初めて会う人なのにどこか懐かしいような、きっと会ったみんなが「あんなおじいさんになりたい」と思うようなおじいさん。
自分が知り合った時が83歳だったので、いつか来る日ではあったんだけど、つい先日訃報が届きました。
悲しい気持ちもあるけど、その訃報を聞く事ができて良かった。
連絡先なんて知らなくても風の噂で届くような、そんな素晴らしいおじいさんでした。
きっと安らかに息を引き取ったんじゃないかと思います。
彼は人生を全うできたんだと思います。そう信じてます。
そんな生き方を見習って、今日も明日もみんなで頑張って熊本を盛り上げて行きます。
ありがとう、チャーリー。
Rest In Peace.