インドア派?アウトドア派? ブログネタ:インドア派?アウトドア派? 参加中
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君はどっちなんだい?と訊かれたら、やはりインドアの民なんだろうと思う。


海で悠久を感じたり、水平線、地平線で、自分はなんとちっぽけな存在なのだと感傷にひたったり、ハイキングでおむすびをわざと転がし、異世界に行ってみたり?するのも大好きである。


空を翔る鳥を愛でたり、花を愛したり、ポケモンをゲットしたり?、空をながめて星に願いをかけたりするのは、アウトドアとはいわないのだろうか。


毒キノコ検知はやったことがないが、紅葉狩りは大好きである。


娘たちが小さかったころはトトロの杜なる場所に真っ赤なもみじを探しによく行っていた。


春は桜の花の下でドンちゃん騒ぎ、否、風流にビールをいただいたりもする。


がんがんと音楽を聴きながら猫をひやかして歩くウォーキングも大好きである。


日光浴、月光浴もまた楽しいものである。



さて、バリバリ(死語)のインドア遣いと、アウトドアこそ我が命!というカップルだったりすると、休みが合うことがあっても、なかなかデートができないのではないだろうか。


夏は釣りだ、サーフィンだ、冬はスキーだ、スノボだよ、となると、映画とかお芝居を見るのが好きだし、家でちまちまと二人きりでひっそりと楽しく過ごしたいという相手の気持ちはどこにいけばいいのだろうか。


恋人同士だけれど、お互いに別行動を取るか、あるいはどちらかに合わせて過ごすということが多くなるのだろうか。


どちらかが完全には楽しめてないことになる。


不平不満が塵も積れば山となっては、大変である。


好きな人が関心を寄せているものをこちらも愛してあげるとたいていはよろこばれる。


「自分もあなたの愛してる世界を好きになりたい」


感動してくれるはずである。


「こっちに合わせて。はあ?そんなの興味ない」と突き放してしまうと、人格攻撃されたみたいな嫌な気持ちを相手に与えてしまうこともある。


さよならフラグが立つことだろう。


趣味が合わないことが苦にならない人には問題はない。


我慢して相手の趣味に合わせて、毎回、虚しさや孤独を感じてしまうというのでは、一緒にいる意味がない。


私も楽しい、あなたも楽しい、これがいい。


「自分ばかり楽しんで。こちらのことなんかちっとも考えてくれてないんだ」と暗い気持ちになっていくのはよくない。


擦れ違い、だんだんとうまくいかなくなり、趣味が一致する人に乗り換えようかと考えるようになる。


上手にやる人は、本命はキープしつつ、趣味友なんかを作って、よろしく過ごしたりもするかもしれない。


本当は恋人と同じ趣味を持ち、お互いに思う存分楽しむことができるのが理想ということになるのだろう。


相手の趣味が鳥肌がたつくらい苦手で嫌いであったとしても、「ああ、いいね。なんかおもしろそうだから、とりあえず聞かせて」とフォローしてあげるくらいのおもいやりがあるといい。


ちなみに私はジェットコースターおよび遊園地という場所がとてつもなく苦手なので、申し訳ない気分になった経験が多々ある。


メリーゴーランドにでも乗って優雅に手を振るくらいしかできない。


できれば好きになりたい、相手が望むところへおでかけしてみたいという気持ちはあるのだが、どうも足が竦み、うまくいかないのである。


スカイダイビングが好きだから一緒にやろう、などと言われたら、ひたすら涙目でご遠慮してしまうだろう。



こちらがインドアで相手がアウトドアだったら、これは恋人になれるかどうかは疑問であるが、とりあえず、相手がお出かけ大好きの人ならば、面白そうなスポットに誘えば来てくれるのではないだろうか。


相手が恋人ならまだしも、片思いの相手がインドアさんだったらどうするか、こちらのほうが難しいかもしれない。


さらに人がいっぱいるところは苦手でおでかけするのもあまり好きではない筋金入りの人だったらどう誘おうか。


だからといっていきなり家におしかけるというのも一歩間違えれば犯罪になってしまうので、これは当然ながら使えない手である。


飲むのが好きだとか食べるのはいいよね、という人であれば、食事へ誘えばいいのだろう。


家で見たいテレビ番組などがあり、おうちでご飯を作ってごろごろゆっくりするのが趣味だという人ならばどうすればいいだろうか。


デートにこぎつけるには、徹底的に相手の趣味をリサーチするしかないかもしれない。


相手の趣味、嗜好、思考がわかったら、「それ私も(僕も)大好き。毎週見てる、楽しいよね」と目を輝かせて同意してあげよう。


もちろん、適当に合わせるのではなく、自分もしっかりと勉強、学習しておく必要がある。


さらに、「それに関してのいいお店知ってるんだよ」とたたみかけてしまえばいいのではないだろうか。


「そんなにおもしろそうなところなら行ってみようかな?」と思ってくれたら大成功である。


一度くらいデートに応じてくれたからといって、その後は強引に押しまくるというのはよくないと思う。


また会いたいと思わせるような努力と工夫が必要である。


自分に興味を持ってもらえるように、相手のペースに合わせて、相手を尊重し大切に扱ってあげるといいのではないだろうか。


「あなたのために、すごくがんばってるんだから。こんなに好きなんだからつきあって!」


これはだめである。


自分の気持ちばかりを優先している人に恋の女神は微笑んではくれない。