塩豚ポトフ。 | 私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。

塩豚ポトフ。

いや~、ご無沙汰です。

マイ・コンデジが壊れてしまい…写真が撮れないので、ブログを放置してしまいました(汗)

ま、撮ったところで、さほどたいした写真ではないのですが…

が、本日無事復活!これで言い訳はきかないぞ!!…なぁんて、相変わらずののらりくらりで更新させていただきます♪よろしこ。


さて、本日閉店間際に哀川翔さんバリのサングラスに黒のロングコート、で、なんともいえないオーラをかもし出しているナイス・ガイがいらっしゃいました!

店に入ってきた途端当店はVシネマ撮影現場?おいらの目は釘付けです。いったい、アニキはどんな野菜を買っていくのか?そして、どんな料理を作るのか??きっと、男気あふれる料理に違いない!!と、失礼だとは思いつつ、なんとなしに緊張気味ながらも、店内を巡るアニキから目が離せないおいら。

すると、アニキがおいらに一言。

「焼き芋無いの?」

え?アニキ、焼き芋っすか?!焼き芋なんですか?アニキ??

う~ん、焼き芋はもちろんのこと、野菜ジュースとかフルーツジュースとかを提案しているのですが、上に認められず…残念ながら当店には焼き芋はございません…

その旨を伝えると、「あ、そう。また来るわ」。颯爽と黒いコートを翻し店を去っていくアニキ…

わぉ!クール!!

なんか、焼き芋がものすごくクールな食べ物のような気分がしてきました(笑)

本当に哀川翔さん的なアニキなのか、ただアニキぶった人なのか…おいらにはわからなかったけれど、ちょっとぐらい謎があったほうがおいらの妄想の上ではハッピーなのです…おいらの妄想ハッピーを崩さないためにも、是非、次回ご来店の際もサングラスははずさないでくださいね~(笑)


今日もさむい~!冬将軍ってやつが『信長の野望』バリに(古い?)幅利かせてます…

そんな本日はポトフ~♪寒い日にほっこり温まる定番の1品ですねぇ。

いつもはブイヨンとかコンソメとか…固型スープに頼ってしまいますが、本日はそれらを使いません。The 素材勝負なり~!

その必勝ポインツは塩豚!!

旨味が凝縮した塩豚を使えば、それだけで出汁が出てスープが美味~♪また、お肉も柔らか~い!

良いこと尽くし de 塩豚万歳!

野菜はお好みのもの、あるものをたっぷり使ってくださいね。

でも、個人的にはカブ、セロリははずせないんだなぁ。セロリはブーケガルニなどでもおなじみの香味野菜。煮込み料理には是非加えていただきたいお野菜です。

ジャガイモは、是非煮崩れないメイクイーンで。男爵系だと煮崩れてしまい、折角のスープがにごってしまいますよ~

また、ソーセージは煮込んでいくと破裂してしまう危険性大!なので、あらかじめ包丁で切れ目を入れておきます。そうすれば、きれいに煮上がるし、ソーセージから出汁が出るしで、ダブルに嬉しいですねぇ。

で、ポトフの最大のコツ?は地獄釜のようにグツグツ煮ないこと!材料の表面からぶくぶくと小さい気泡が出るぐらいでじっくり煮込んでいってください。煮崩れもなく、素材の旨味がじわ~っとあふれてきますよ~

是非♪



『塩豚ポトフ』

私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。

☆材料

豚肩ロース(ブロック) 300g

塩 小さじ2

水 1・5L

ローリエ 3枚

セロリ 2本

カブ 2個

たまねぎ 1個

にんじん 1本

ウィンナーソーセージ 8本

キャベツ(小) 1個

メイクイーン 2個

卵 2個

パセリ 適量


☆作り方

① 塩豚を作る。豚肩ロースの水分をキッチンペーパーなどでしっかり除き、全面にしっかりと塩をまぶし、ラップできっちりと包んで、冷蔵庫で3日以上表面につやが出るまで寝かせる(今回は7日間寝かせました)。

② 鍋に塩豚と水、ローリエセロリに葉っぱの部分を加え火をつける。沸騰したら火を弱め、表面から小さな気泡がが立つぐらいの状態で40分程度煮ていく。

③ カブは皮をむいて櫛切りに、たまねぎは皮をむいて櫛切りにし、にんじんは皮をむいて5cm長さのスティック状に切る。セロリは筋を除き、5cm長さのスティック状に切る。ウィンナーソーセージは縦に1本包丁で筋を入れる。

④ ②に③の野菜とソーセージを加えいったん火を強め、沸騰したらまた火を弱め、表面から小さな気泡が立つぐらいの状態で更に40分程度煮込む。

⑤ キャベツは放射線状に8~10等分に切り、ジャガイモはスティック状に切る。卵は少し柔らかめのゆで卵にし、殻を剝く。

⑥ ④の鍋にキャベツ、ジャガイモ、ゆで卵を加え、塩・コショウで味を調えて、ジャガイモにすっと串が通るぐらいまで弱火で煮ていく。

⑦ じんわりと旨みが全体に回ったら、器に盛って刻んだパセリを散らせば出来上がり!…いただきます♪


☆コツ・ポイント

ホトフはまずスープだけをいただき、その後、別の更に具材をサーブしていただくのが本式みたいですね~なので、スープは濁らせないために、野菜は煮崩すさないようにして下さい!特にジャガイモは煮崩れやすくスープを濁らせる最大の原因!ちょいと時間差攻撃でいきましょう♪



お客さんに「寒いなぁ。この分じゃ春が来るまで半年ぐらいかかっちゃうよ」と微妙なジョークを言われ、なんかフォローしないと、と「いや~私の春は半年どころか当分来そうにありません」とこれまた微妙な返答をしたら、爆笑されてしまいました…日本には『持ちつ持たれつ』って言葉があるじゃないか。フォローしてくれよ(汗)


レシピブログに参加しています!

おいしそう、楽しかったぁ、などと思っていただけたら…クリックお願いします♪