ポークソテー・無花果ソース。
明日の天気予報を見ていたら、札幌に雪だるまが…もうそんな季節か…
この連日続いている強烈な眠気は、冬眠準備の現われなのでしょうか?
雪はまだまだですが、東京も寒い日が続きます。我が家も本日、今年初のハロゲンヒーター投入です。
でも、一番このハロゲンヒーターを待ちわびていたのは、我が家の猫…しっかりハロゲンヒーターの前を陣取ってます(笑)
『無償労働』という言葉が嫌いなおいらですが、近所のおじいちゃんが曲がった背中をさらに曲げて落ち葉掃きをしていたので、ふっと魔が差し、お手伝いをしてしまいました…。
そしたら、なんと樹になっている『食べてください!』と言わんばかりに熟しているイチジクをたんまりいただいちゃいました!なんでも、「もぎたくてもしんどくてもげない」だそうで、私がもいでおじいちゃんと一緒に食べました。う~ん、美味♪おじいちゃんも「美味い、美味い」と喜んでました。
…しかも、「いつでも勝手にもいでっていいよ」とのこと。ラック!
ビバ・有償労働!!
美味しいイチジクはもちろんのこと、おじいちゃんの笑顔が一番の報酬です!
…なぁんていい人ぶってみたりしてみた(笑)
イチジクって結構デリケートなので、コールドチェーンが発達したとはいえ、流通させるのって大変みたいです。
まぁ、昔はイチジクを流通させようなんて発想さえなかったんじゃないでしょうか?田舎育ちの母親なんかに聞くと、「イチジクって買うものなの?」だそうです。
お店にも並んでますが…う~ん、やっぱり難しいかな?
ちょっとしたことで痛んでしまうし、食べごろを出荷すれば、店に並ぶ頃にはかなり熟しきってしまっています。かといって、早もぎすると、追熟がうまくいかなかったりで、食べごろにばらつきが出てしまう…
やっぱり、樹になっている完熟をもいでそのままいただくのが一番!
美味しいイチジクを食べたい方は、イチジクの樹を持っているおじいちゃんのお手伝いをしましょう!(笑)
さて、本日はたんまりいただいたイチジクをソースにしていただきます。
スイーツなイメージの強いイチジクですが、イチジクとお肉って相性抜群なんですよ!イチジクに含まれるフィシンというたんぱく質分解酵素がお肉を柔らか~くしてくれるんです。なので、煮込みなんかに使うとかなりいけます。また、消化促進作用もあるので、ヘビーなお肉だって、遠慮なしにいただけちゃいます!
イチジクの甘酸っぱさが、お肉にぴったりのとっても美味しいソースになっちゃいますよ~♪
『酢豚にパインアップルなんて!』と、料理にフルーツを入れることを許さじとする我が家族も、こちらのソースは許してくれちゃいます(笑)
簡単にちょいとおしゃれっぽい1皿になるところもポインツ!(笑)
まさに季節限定、旬なお味を是非お試しあれ~♪
『ポークソテー・無花果ソース』
☆材料(2人分)
豚ロース肉(トンカツ用) 2枚
イチジク 3個
赤ワイン 1カップ
バルサミコ酢 小さじ2
しょう油 小さじ1
はちみつ 小さじ1
塩・コショウ 適量
片栗粉 適量
☆作り方
① イチジクは皮をむき、8等分のくし型に切る。鍋にイチジクと赤ワインを入れ、煮詰めていく。
② 豚肉は筋切りをし、両面に塩・コショウを振って、片栗粉をはたく。
③ フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、②の豚肉を盛り付けるとき上にくる面から焼く。
④ こんがり焼き色がついたらひっくり返して焼き、火を通し、いったん取り出す。
⑤ ④のフライパンに①のイチジクを汁ごと加え、バルサミコ酢、しょう油、はちみつを加え、とろみが出るまで煮詰める。
⑥ ソースにとろみがついたら、塩・コショウで味を調え、⑤の豚肉を戻し入れ、ソースを絡めて皿に盛り、ソースをかければ出来上がり!…いただきます♪
☆コツ・ポイント
イチジクの甘みによって、はちみつの量を調節してください。はちみつは少しでもコクが出るので、入れることをお勧めします。
また、豚肉を焼いたフライパンでソースを仕上げることで、豚肉のうまみも逃しませんよ~!
本日はマッシュポテトとインゲンのソテーを添えました。
ソースが美味しいので、ソースたっぷりレシピです。マッシュポテトにもたっぷり絡めていただいちゃいましょう♪
レシピプリントはこちらから↓
http://cookpad.com/recipe/print/1265439
農業従事者の高齢化って、結構シビアだなぁ…と、おじいちゃんを手伝いながら改めて思いました。
…若干不発弾な気配がありつつも話題になった『農ギャル(ノギャル)』って今だ健在なのだろうか?
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