こんにちは!

かたつむり主婦起業のMOMOです
 
このブログでも何度か書いていますが、
明日、子宮全摘手術を受けることになり、
本日の午前中に入院しました。
 
病室からは富士山が見えて、快適です。
 
(病室から見た夕暮れの富士山)
 
私の受ける手術は、
成人女性なら3人に1人はあると言われている
子宮筋腫に関連するものなので、
今後同じような症状の方の参考になれば、と
手術・入院の体験記を残しておこうと思います。
 
関係ない方は、スルーしてくださいね。
ちょっと痛そうな画像なども出てきますので涙
 
 
私が今回行う手術は、開腹による子宮全摘手術です。
 
筋腫ごときで、全摘する必要はないんじゃないか、
と何人かの方に言われたのですが、
症状なども人それぞれで、私にはそれが最適
今回、判断しました。
 
まずは、その経緯から。
 
私は20代前半で盲腸をしているのですが、
その際エコーで子宮に筋腫があると言われました。
 
でも、基本、筋腫は良性腫瘍ですから
しばらく様子見ということで、そのままにしていました。
 
29歳で結婚、32歳で初出産でしたが、
妊娠時に、筋腫が大きくなり、また数も増えました。
 
妊娠期には女性ホルモンが増えるので、筋腫も
育ってしまうんですね。
 
出産間際には、筋腫が20〜30個もあると言われました。
大きいものだと直径12〜13センチほどで
だいたい野球のボールくらいの大きさの筋腫もありました。
 
ほとんどが筋層内筋腫といって、子宮の筋肉の中にあり、
一部、漿膜下筋腫もあって、病名でいうと
多発性子宮筋腫だと言われました。
 
産道近辺に大きな筋腫があったため、
出産は予定帝王切開でした。
 
開腹しましたが、あまりの筋腫の多さに、
1つや2つ取ってもしかたがないということで、
医師は筋腫を切除しなかったそうです。
 
あとで、私のお腹の中の絵を描いてくれましたが、
まるでブドウのように、丸い筋腫がびっしりと
子宮の中に並んでいたそうですsei
 
産後は、多少は筋腫の大きさは小さくなりますが、
数はそのままの状態で、数年間を過ごしました。
 
毎年、筋腫もエコーで様子見をしていましたが、
5年ほど前から、健康診断で「D」判定(要治療)
が出るようになります。
 
「貧血」が悪化していたのです。
ヘモグロビン値が、正常値11〜14のところ、7くらいで、
フェリチン(鉄の吸収や貯蔵をみる)が
健康な人は100あるところ、1しかなかったんです。
 
それで、鉄剤の処方と食事指導が始まります。
食事はレバーがいいのですが、私はレバーが大嫌い。
 
また、鉄剤を飲むと吐き気がして、
夜中に実際に吐いたりしていました。
 
そして去年。副腎疲労と貧血のダブルパンチ
私は、立っているのもつらくなり、
家にいる時は、ほぼ寝たきりになったのです。
 
いつも疲れが抜けず、
髪の毛をドライヤーで乾かすのも大変で
髪をばっさり切りました。
 
副腎疲労の治療をしながら、
食事も気をつけていましたが、
毎月の生理での出血も多く、
貧血がまったく改善しません。
 
その上、去年の夏くらいから
夜、横になると腰が痛くて
夜中に何度も目が覚めることになります。
でも、起きると腰痛は治るのです。
 
その理由は、12月に判明しました。
緊急で腹痛で運ばれた病院のCT検査で、
横になると、大きくなった子宮が背骨を圧迫するために
腰痛を起こしていることがわかったのです。
 
大きくなった子宮は、膀胱や腸も圧迫しており、
頻尿などの不快な症状にも悩まされていました。
 
筋腫を小さくするホルモン療法も検討しましたが、
今年の年明けの4日、婦人科の先生に
それだけの症状が出ているなら
全摘手術をしましょう、と勧められました。
 
私が現在49歳なので、閉経を待つという選択肢も
あったのですが、筋腫がある方は閉経も遅いから
55歳くらいまで閉経しないかも、と言われて
あと6年は待てない!と思ったのです。
 
貧血の疲れやすさ、
夜中の腰痛と、痛くて目覚めるので慢性の睡眠不足、
子宮に圧迫されての頻尿や尿漏れは
日常生活にかなりの支障を来していたので・・・。
 
手術が決まってから、ヘモグロビン値を上げるために
2日に1回の鉄剤の注射を打ちに通院しました。
 
ヘモグロビン値が低すぎると、
手術中に出血多量になってしまうためだそうです。
万が一の時は輸血もありうる、と言われて
手術までの1ヶ月、せっせとレバーを食べ、
鉄剤の注射を打ちました。
 
 
鉄剤の注射は、点滴ではなく、5分ほどの注射で
まっくろな液を入れます。
ちょっと怖い写真ですよね泣き3
 
しかも、その後、尿が赤くなるので
ギョッとします涙
 
子宮を摘出する手術には、
開腹(今回の私の術式でお腹を切る)、
腹腔鏡(3点穴を開けて内視鏡を使う)
経膣(膣から子宮を摘出する)
の3通りありますが、私の場合は筋腫が30個くらいあり
大きくなっているので、開腹以外ではできないそうです。
 
10センチほど下腹部を縦に切開して
今回は、子宮と卵管を摘出します。
卵巣は残します。
 
 
というわけで、明日が手術なので、
今日の午前10時半に病院に入院しました。
 
術前の検査や説明、投薬などがあるそうです。
 
まず、明日の手術について麻酔科の先生と面談。
明日は、全身麻酔と硬膜外麻酔の併用だそうです。
 
硬膜外麻酔は、17年前の帝王切開の時もやりましたが、
背骨に入れる痛み止めにより、術後のキズの痛みを
抑えるもので、2、3日背中に点滴を入れっぱなしにします。
 
腰に打つ麻酔なので、足にも麻酔がかかります。
でも、術後は翌日から歩かないと腸が癒着するそう。
麻酔が効いたまま歩いて、転倒する方が多いそうなので
気をつけてください、と言われました。
 
手術の説明と、下剤の投薬、おへその掃除など
次々に看護師さんがやってきて
前日もなかなか忙しいです(笑)
 
午前中から入院したので、お昼ご飯と夜ご飯を
病院でいただきました。
これがなかなか美味しい!
 
 
朝は、これにヨーグルトも付くらしいです。
ちなみに夜ご飯は、さばみそ煮でこちらも美味でしたペロリ
 
今夜の20時から絶食になります。
水分は、明日の午前9時までOK
 
消灯は、21時。ハヤッ!
でも、普段夜型生活なので、これを機に
朝型生活にしようかなあなんて思います。
 
明日は、朝6時に点滴の管を入れて、
10時から点滴、13時半から手術だそうです。
 
手術は90分くらいって言ってたかな。
麻酔で寝ているうちに終わるから
きっとあっという間ですね。
 
明日は、術後は弾性ストッキングを着用し、
血栓(血のかたまり)ができないようにするらしいです。
さっき、足のサイズ(足首とふくらはぎ)を
計測に来ました。
 
術後の栄養は点滴のみで、明日は飲食は禁止です。
お腹空きそうだな〜〜
 
 
明日は、ブログは書けないかもしれませんが、
後からでも手術前後のことを書きますね。
 
では、おやすみなさいベッド***