なかなか記事が書けないので、どうしてもこれだけはということを書きたいと思います。
それは、「無菌室に持って入る物」のこと。
私がお薦めする、ナンバー1は、
ズバリ
「笑い」 です
簡単に言うと、
それを見たら「必ず笑うことができる物」ですね。
ビデオでもマンガでも写真でも、
何でもいいので見たら笑うことができるもの。
できれば、おなかのそこから
ゲラゲラ笑えるものがベストです。
K大病院は、無菌室でも付き添いができたので、
私もゆかっちと一緒に無菌室で寝泊まりしました。
無菌室での一日は、とても長く、
一日が40時間くらいに感じられました。
経過は順調だったのですが、
無菌室の中では守らなければならないルールも多く、
付き添いの疲れ方も普通の病室にいるときとは全然違います。
窓も開けられないしね。
Day+9の時のことです。
自分でもかなり疲れがたまっていたのがわかっていました。
晩ごはんを食べに一度無菌室から出たとき、
本当に疲れ切っていると思いました。
身体も心も疲れていました。
控室のベッドに横になって、
このまま泥のように眠ってしまいたい。
でも、無菌室ではゆかっちが私を待っている。
つらいなあ、しんどいなあ
正直、無菌室に戻るのがとてもしんどかったのですが、
元気を振り絞って戻りました。
そしたら、ゆかっちがテレビを見ていたのです。
志村けんと笑福亭鶴瓶とナインティナインが
ボーリングをしていました
この番組は再放送で、
本放送の時にも見て、おもしろかったので、
見ることにしました。
そして、
笑いました。
ゲラゲラと、二人で笑いました
そして、
だいぶ元気になりました。
がんばろうという気持ちになりました
ああ、笑うことって、すばらしい
最近は、笑うことの医学的効果の研究もされていますね。
おなかのそこから笑えなくても、
作り笑いをするだけでも、気持ちは前向きになると、
脳科学者の茂木健一郎さんもおっしゃっていました。
ということで、
無菌室に入るときには、
何か一つでいいので、
笑えるものを持って入ることを
強くお薦めします