☆特定疾患☆
特定疾患に指定されているのは、原因が不明で治療方法が確立していない、いわゆる難病のうち、診断技術が一定確立し、かつ難治度、重症度の高い疾患で、治療研究事業が行われています。
医療費が高額になるため、疾患にかかる医療費、入院時食事療養費、訪問看護療養費等の自己負担分のうち一定額を超える部分を公費負担してもらえます。
現在、特定疾患は121疾患あり、そのうち医療費の公費負担助成の対象となっているのは、45疾患です。
自己負担額は、前年の所得税課税金額によって、又、患者が生計中心者かそうでないかで変わってきます。
重症認定されると、自己負担も免除になります。
住んでいる地域の保健所に申請します。書類を提出した日から医療費の補助が受けられます。
ゆかっちが飲んでいる免疫抑制剤のネオーラルという薬は、はっきりとした金額は知らないのですが、ひとびんウン万円すると聞きました。骨髄移植の治療費もかなりの額です。
ゆかっちのこれまでの治療費は、とんでもない額になっているはずですが、この制度のあるおかけで、本当に助かりました。
初めて国に手を合わせましたね。
子どもの場合は、これとは別に「小児慢性特定疾患治療研究事業」という制度があり、対象疾患は11疾患群、514疾病で、対象年齢は20歳未満です。
がんや白血病は小児慢性疾患に指定されていますが、再生不良性貧血は指定されていないので、ゆかっちは子どもだけれど特定疾患の適用となりました。
知らない病気の方が多いのですが、特定疾患、小児慢性特定疾患のどちらにも指定されていない難病もあると主治医から聞きました。
全ての病気の人が、安心して治療を受けられる様になってほしいと思います。