1990年の作品ですね。

もう20年以上も前。

シュワ作品はかなり観たような記憶がありますが、

この作品は観ていなかったようです。

タイトルを聞いても、内容がさっぱり思い浮かびません。

ということで、しっかり観てしまいましたニコニコ



時代はもうちょっと先、近未来。

人類は火星に植民地を作り、そこでは

エネルギー採掘会社と労働者の争いが絶えなかった。

一方、地球。

建設会社の社員・ダグ。

妻と2人、平凡でつつましく、でも幸せにくらしていた。

そんな彼の悩みは火星の夢。

行ったことなどないはずの火星の夢を見る。


通勤中に偶然見たリコール社のCM。

本当に旅行に行くわけではなく、行ったかのような記憶を植えつけるもの。

それでもダグは興味を持つ。


そしてリコール社。

ダグは火星に行った記憶を買う。

麻酔を打たれ、眠りに落ちる前のわずかな時間。

希望する夢の内容について、医師の質問に答えるダグ。

火星にはスパイとして行く。

そこで出会う女性は、ローリーとは違うタイプが良い。

そのうちに眠りに落ち、、、


しかしトラブルが起こる。

医師が記憶を植えつける前に、ダグは錯乱して暴れ出す。

どうやらダグは、本当に火星に行ったことがあるらしい、と言う医師。

リコール社はトラブル隠しに奔走。

そしてダグが目を覚ますと、そこはリコール社ではなかった、、、。



いや~、今観れば何コレ!?あせるなシーン満載です。

今と違ってCGの技術もないし、特撮バレバレな特撮だし。

車はミョ~にとがったデザインだし。

テレビは相変わらずブラウン管だし。

あやしげなホログラムは出てくるし。

それでもこの作品、アカデミー賞受賞です。

視覚効果賞。

20年以上前と今、技術の差がよくわかります。

あ~でも特殊メイクはさすがですね。

「ミュータント」たちの特殊メイクは違和感無し。

さすがハリウッドキラキラ


結局どこからどこまでが夢なのかは観客に任せるようであり、でもヒントはちょっぴりあり。

個人的にははっきりしない結末の作品はあまり好みではないので、

そういう意味では微妙な作品に思いましたむー

悪くはないのですが。

でも言われてみれば、タイトルからして、もしかしたら大きなヒントなのかもしれません。

なんとなく、ですが。


ちなみに、テレビ版でも最後に大きなヒントになるいセリフがあるようです。

聞き逃さないよう注意していたのに、肝心なシーンで夫が大きな独り言ビックリマークショック!

ネタバレサイトを見たので結末を知っているとは言え、

許しがたいタイミングでした~ドクロ

自宅で仕事をしていたので、私にイジワルをしたわけではなく、

本当にタイミングが悪かっただけなのですが。

よりによってこのタイミングで言わなくてもガーンなタイミングでしたガクリ