寝つきが良くない山田です。
8月6~7日に妻と子供たちは、小学校の仲良しメンバーで母親+子供のみ参加可能なキャンプに出かけました。
私は家族公認の、貴重な自由時間を頂くことに
“映画館ブログ”をご覧頂いている方は、ご存じかと思いますが、私の趣味は映画館めぐり。
今回自由となった2日間、関西方面の映画館に行くことに。
ところが、現在我が家(というか私)はかなりの金欠状態。
大阪・京都へ行く為の新幹線や飛行機代は、とても捻出できません
そこで、思いついたのが「青春18きっぷ」を使っての関西映画館めぐり。
この切符について、ご存じない方の為に少々解説を...
「青春18きっぷ」は、春・夏・冬の期日限定のJR線1日乗り放題(新幹線、特急、急行、バス除く)の切符。
特急料金をプラスして、特急や新幹線に乗ることはできません。
夏は7月20日~9月10日まで使用が可能です。
回数は5回で、11,850円。1人でも5人で利用してもOK。但し複数人で利用する時は同じ駅での下車が条件となります。
又、自動改札は通れずに、必ず駅員さんのいる改札を通らなければいけないのが不便です。
つまり、通常新幹線を使うと片道13,000円位かかる関西方面の電車賃が、片道分で往復できるのです。
今回関西方面に向かう為に使う電車は、『ムーンライトながら』
この電車は、期間限定で毎日1便、東京から大垣(岐阜)を行き来する夜行電車。
乗るためには、指定席券520円が必要です。
但しこの電車、以前ご案内した「サンライズ瀬戸」のような寝台ではなく、通常の快速電車です。
私は旅行時の荷物は、極力少なくします。
今回の荷物を公開すると
バック、カメラ、メモ張(取材用)、ペン、手帳、財布、携帯電話、携帯充電器、携帯予備バッテリー、ファイル(時刻表と現地の地図)、携帯スリッパ、アイマスク、バスタオル、ミネラルウォータ、ブラシ、下着の着替え、青春18きっぷ、ムーンライトながら指定席券
この他、今回は電車の中でかなりの時間を過ごす為、駅で文庫本を1冊購入して出発。
ムーンライトながらは、東京駅23時10分発の快速で、東海道線ホームから発車します。
停車する駅は品川-横浜-小田原-沼津-静岡-浜松-名古屋- 岐阜-大垣
大垣には朝の5時51分到着です。
できれば、京都あたりまで走り続けてほしいのですが、朝の運行の関係やJR東海とJR西日本という違う会社が起因となっているようです。
この電車は車内販売が無いため、東京駅でアサヒスーパードライ2本と柿の種を購入して車内へ。
ムーンライトながらは、1ヶ月前から「みどりの窓口」や自動券売機で指定席券が購入できます。
この日は平日にも関わらず、満席のアナウンス。
ところが、
これが出発直後の車内。座席はガラガラ。
新橋、横浜から乗る方もいらっしゃいますがそれほど多くありません。
なぜか?
ムーンライトながらに乗る乗客は、ほぼ全員「青春18きっぷ」を使っての乗車です。
この電車は、大磯駅を通過あたりで12時が経過します。
すると、「青春18きっぷ」で東京から横浜で乗る人達は、二日分が必要となります。
つまり「青春18きっぷ」代11,850円÷5×2日分で
東京駅から乗る人は、4,740円
小田原駅から乗る人は、2,370円での利用となるわけです。
節約を意識する方は、普通乗車で小田原まで移動した後に「青春18きっぷ」を使うようです。
この方法は「青春18きっぷ裏技ガイド」というサイトにも載ってました。
ということで、小田原駅では満席に
こちらが、座席です。
予約時に早ければ、窓側が指定できるので迷わず窓側を選びました。
リクライニングにはなる物の、眠るのには少々抵抗が...。
それとこの電車、夜中でも電気はついたままです。
周囲の座席を見渡すと、ファミリー層、若い2人づれが多く目につきましたが、中には女性1人で乗り込んできた人も。
今回この電車に乗る際の最大のテーマは、“眠る”こと。
明日は、関西の映画館4件のはしごです。
その為に、使い捨てバスタオルを枕代わりにして、人生初のアイマスクをつけて睡眠に挑みました。
周囲に騒がしいやつがいなければいいなと思ってましたが、比較的静かな車両でした。
がしか~し、
早く眠ろうという焦りの性か、中々寝つきません。
他の人達はどうやって寝てるんだろうと周囲を見渡しましたが、普通にリクライニングで寝ている人、タオルを頭からかぶって寝てる人、バックを抱えて寝てる人など多種多様。
中には、2席分のチケットを買ったのか、2席利用して寝ている人も...。
名古屋駅で下車する人が多く、私の隣の人もここで降りていかれました。
私は慣れないアイマスクが災いしてか、結局一睡もできませんでした
(会社での研修会なんかだと、すぐに眠れんだけどなぁ)
大垣駅で降りるほとんどの乗客は、この後も関西方面の電車に乗り継ぎます。
ここでのポイントは、
“次の電車の席をいかに確保するか”
たらたらと駅に到着してから、荷物を降ろして乗り換えるどんくさい奴が、次の電車の座席にありつけません。
この後、東海道線で米原駅6時29分
琵琶湖線新快速で三ノ宮駅8時29分
目的地元町駅には、8時34分に到着。
神戸元町に大勢の通勤客と一緒に駅をおりましたが、一睡もできずに、関西映画館めぐりはちと不安がよぎりました。
つづきは映画館ブログで...。
【ムーンライトながら】
利用日時:2014年8月5日 23時10分~ 8月6日5時51分
運行期間:東京発7/25-8/23運行 大垣発 7/26-8/24運行
座席指定料金:520円(他に、乗車券が必要)
HP:(JR東海に専用HPは無いようですが、個人サイトなど多数あり)
おすすめ度:☆☆