2010年アメリカ作品。第67回ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞受賞。
監督:ソフィア・コッポラ
主演:スティーブン・ドーフ
ハリウッドスターのジョニー・マルコ(スティーブン・ドーフ)はホテルでパーティ三昧の生活を送るが、それは空虚な日々であった。
離婚した妻から娘のクレオを預かってほしいと頼まれ、久々に娘と再会する。
娘と行動を共にしているうちに、空虚だった心境に変化が起こる。
ソフィア・コッポラは、『ゴッドファーザー』の監督フランシス・フォード・コッポラの娘であり、この作品の背景には彼女自身の生活や心境などが映し出されているのでしょう。
『ロスト・イン・トランスレーション』や『マリー・アントワネット』などで有名なソフィア・コッポラの第4作目。
ソフィア・コッポラの作品は分かりやすい派手なストーリーや演出はありません。しかし、登場人物の細かな感情の表現などは秀逸。
『ロスト・イン・トランスレーション』もそうでしたが、私のような庶民には少し共感できない部分もあるかな。
評価:★★★☆☆