誤解を承知で書いてみる・・・


 今こそ(サンダーバードのような)国際救助隊の創設を


現実に災害が起きているときに、何を!と、お怒りになるのは、待ってほしい


「トンデモ科学の大冒険」 2004年 長谷川洋一著、

  という本を読みました。

ユーモラスな題名ですが、いたって真面目な書物です。(念のため)


東京大学農学部水産学科卒の、航空宇宙エンジニアの著者が

宇宙から見た視点で、科学的に(それもわかりやすく)論じている本です。


国際救助隊に必要な機能として、観測・通信・研究・報道・教育・救助、をあげ、

 これに、資金と有志も必要、と。


インターネットと、衛星により、技術的にすぐにでも、可能であり、

設備(インフラ)もすでにあるそうです。気象衛星・スパイ衛生etc

サンダーバード2号とほぼ同等の性能を持つ、航空輸送機(カーゴ)もあれば、

国際宇宙ステーションも、深海探査艇も、さまざまな救助ロボも。


サンダーバードと同じものを作らなくても、

国際協力により最大効果を引き出すのであれば、

インターネット上に本部を置いて、今すぐにでも、実現可能、と。

「被災・救助の状況を世界へ発信して、

 地球市民の救助への参加を実現」できるそうです。


     絶対実現してほしいものです。


書いている私も、いたって真面目に書いてます。


各国政府にも、是非とも、真剣に検討をお願いしたい、ところです。


尚:

同書には、衛星を使った、鯨の生態調査の研究についても言及があり、

実現すると、生態調査だけでなく、

深海の様子(海流・水圧・水温etc)や海の地形図など、

地球科学の一大研究につながるそうです。

宇宙から海と鯨を研究できる、とは、・・すごいです。


                          2006年7月24日    雑草うに