土曜日は 子育てグループのアップルキッズさん&NYこどもサポートさん共催の
講演会に 娘と行ってきました
娘と外出先で 2時間近く座って話を聞くというのは 初めての体験でしたが
娘は娘の事情で お腹がすいたり 姿勢に飽きたり 話しかけてきたりするので
うろうろしたり 席を立ったり・・・以前のように 講演会で集中して聞き メモを取ることが
とっても難しくなったことを 知りました でも とっても楽しかったデス
さて
演題はニューヨーク州のEarly Intervention "早期介入プログラム" 通称”EI”
NY州が提供する 特別なケアが必要な、3歳までの子どものためのサービスについて
サービスコーディネーターの近藤香さんがお話してくれました
このEIでは プログラムが必要な子どもたちに個人に合わせたスペシャリストによるサービスが
無料で提供されます
サービス内容は 高機能自閉症、言語能力、身体機能から食事指導まで様々!
公的サービスですが 利用には所得制限がなく 専門家陣が提供し
提供場所も 利用者に応じて 自宅、図書館やスーパーマーケットなど 柔軟に対応
民間のサービスでは 1回100ドル以上かかるような内容でも 無料
さらに自閉症と診断された方には 2歳から学校が用意されているそう
こちらも スクールバスも含めて無料です
利用には 小児科医、学校、弁護士事務所や裁判所などの紹介を経て 査定が必要
査定は スペシャルインストラクター、スピーチセラピストや児童心理学者などの専門家
が行うとのこと
EIは3歳までのプログラムですが その後も必要だと判断されると
CPSE(就学前特別教育サービス)さらにCSE(特別支援サービス)が
用意されているそうです
親として 子どもの成長や発達は大変気になるところ・・・
このプログラムを受けるということは 他の子どもに比べて”遅れている”ということで
ショックを受けない親ごさんはいないのでは??・・・
それでもなお EIで受けられる特別なケアは どの子にとってもプラスにしかならない
と 思いました
うちの子は遅れてない!と拒否してしまうのは もったいないサービスです(個人的には)
さて 前職で特別支援教育に少し関わったことがあり
と聞いていたのに ・・・ 実際に住んでみると わりと子育てはシビアな国
ほんとに”特別支援の先進国?”と疑っていたのですが
でも 充実した制度が存在していたのですねぇ
EIに関する 詳しい内容やコーディネーターの近藤香さんの連絡先は
NY こどもサポートさんのホームページに掲載されています