さとこのチカラ -285ページ目

クロの事

クロというのは さとこ が小学校5年生くらいの時に飼っていたネコの事です。

当時 さとこ が住んでいた家は平屋建ての2DKの間取りで、そこに両親、妹、おばあちゃん、伯母さんの
6人で住んでいました。板塀のある木造の古い家で、決して裕福な環境ではなかったようです。

寝る時も2DKの一部屋で広さも四畳半しかなく、そこに学習机が2つ、洋服ダンス、本棚なんかがあり、
その狭さの中に、両親と姉妹の4人で寝ていたそうです。

クロはそんな小さな家で生まれた、黒と白のトラ柄のオスネコです。

さとこ はとても動物が好きで毎日のようにクロと遊び、また寝る時には一緒にフトンに入って寝ていま
した。

ある日の事、家の前の路地で遊んでいた時、フイに入ってきたクルマにクロは轢かれてしまいました。
瀕死の重傷をおいながら、クロは さとこ の方にヨロヨロと、2、3歩歩き目の前で倒れてしまったそう
です。あわてて動物病院に連れていったものの、クロは2度とその目をあける事なく息を引き取りました。

3月27日没、享年5歳

クロを、あるお寺の動物の霊園に埋葬し、その後毎年5年間ほど命日にはお参りに行っていたそうです。

それから何年か経ち、ある日 就寝中の さとこ は夢を見ました。
それは、クロが事故にあった時の映像です。

ヨロヨロと2、3歩歩き目の前で倒れる、、、、  後で気づいたそうですが、それはクロ亡くなった
命日;27日でした。

それからというもの、全く意識していないに関わらず、毎月27日に同じ夢を見たそうです。
それが半年続き、さすがに「何かある」と思ったらしく、「そういえば久しくお墓に行っていない、、
行かなきゃ、、」という事で急遽、クロのお墓に行く事になりました。

お墓に着いてみると、、

今まさに、お墓が取り壊し寸前で、合同墓に入れられるところだったそうです。

さとこ が とてもかわいがっていた クロ。 何とか さとこ にこの状況を伝えたくて訪ねて来ていた
のでしょうか。。。

こんな感じで さとこ は「霊体」となってしまった生き物と少しずつ「交信」できるような体質になり
つつあったようです。



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こっくりさん

水滴の事があってからしばらくの後、小学校の4年生くらいの事と聞いています。

当時の小学校では「こっくりさん」が流行っていました。
今の学校では、そのような事はほとんどやっていないと思いますし、若い読者の方は
「聞いた事はあるけど、、」という感じではないでしょうか?

今のように携帯もなく、TVゲームなんかも無かった時代、学校の休み時間でやる事も少なかったのだと
思いますが、流行りましたね、、 コワ面白いような感じで自分も少しやった事があります。

一種、神秘的な「占い」みたいなものですけど、普通の人であれば「怖い、、勝手に手が動く、、」で
終わっている、と思いますが、、、  

さとこ の場合は異なりました。

ある日、いつものように女の子何人かで こっくりさん を行っていた時の事、「お帰り下さい、、」で
それは終わったのですが、その後 さとこ の肩を誰かが 「トントン」と叩くのです。
最初は友達が叩いたと思い「誰?」と聞いたのですが、誰も叩いてないと言います。
「おかしいな~、、」で、その日は終わったのですが、後日やはり こっくりさん を終えた後、同じよ
うな事が、、そのうち授業中、電車の中、信号待ちなど、ところ構わず「トントンッ」とやられたそう
です。
その姿は見えなかったのですが、人差し指と中指の2本で叩かれる感触は今でも覚えているそうです。


将来、現在の「チカラ」が発揮できるとはつゆ知らず、まだ幼少の さとこ には、それは単に「気持ち
の悪いできごと」としかとらえられなかったようです。



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水滴の話

この話は さとこ の経験の中で一番古いものです。

今までTV他、いろいろなメディアで皆さんの不思議な体験を見聞きしてきましたが、どれにも
当てはまらない体験だと思いますのでここに紹介したいと思います。
(さとこ もこれだけは、今もって何だったのか分からないと言っています)

それは さとこ が小学校の低学年だった頃にさかのぼります。

ある冬の日の夜、部屋で絵を描いて遊んでいた時の事、視線の片隅に何か「キラッ」と光るものが
見えたそうです。
はじめは、「気のせいかな?」と特に意識していなかったようですが、しばらくするとまた
「キラッ」と、、

その先には、今でもよく売られている間仕切りが2段のカラーボックスがあり、中には本が入って
いました。その「キラッ」は、そのカラーボックスの仕切りから、ポタッ、、ポタッ、、と落ちている
「水滴」なのでした。
「水け」が無いのに不思議だな、、と思ったそうです。

不思議なので近づいて良く見てみると、、、

本と本のスキマから、水がジワッ としみ出てきて、やがて仕切りに小さな水たまりをつくり、それが
仕切りから下に向かって水滴となり落ちているのでした。

それが物理的な「水」であれば、着地と同時に「シミ」をつくるのですが、さとこ が見たそれは、
着地の前に「途中で消えてしまう」というものでした。もちろん、手を差し伸べても触れる事が
できません。

いつまでも、いつまでも、、その「水滴」は続いていたのですが、小さな女の子の事、
途中で飽きてしまい、部屋から出た後は2度とその現象は見れなくなってしまったようです。

さとこ の体験は、まだ続きます。。




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