こんばんわ、イブキです。
前回に引き続き、デザインのおはなしです。
今回はその2なので、お時間がある方は是非その1もご覧ください。
その2では、「へぇ~、知らなった!」事柄を書いていきますね。
・紙質は把握しておくべし
印刷物において、紙質を把握しておくことは大事。紙によって発色の仕方や扱い方、加工方法など変わってくるため、デザインの段階で、紙質の特徴を把握し配慮した方が仕上がりが美しい。意外とこの事を気にしているデザイナーは少ない(らしい…)。
・原稿とレイアウトは決して同じにするとは限らない
言われてみればそうなのかもしれないが、素人としては原稿をそのまま写しがちになってしまう。実際に文字を配置してから気づくことも多く、それはプロも同じで、何度も何度も様々なパターンを試してやっとたどり着くのだそうだ。
(これに関しては、知らなかったというより単純に「へぇ~」てなった。)
・文章の内容が決まっていない場合、「□」・「¥」を仮配置する
そもそも素人の考えでは、仮でも何でも文章の内容が決まってからデザインの段階に入るのではないのかと思っていたが、そうではなかった。もちろんそれに越したことはないのだろうが、そう理想通りにはいかないことも多いそうだ。それでもデザイナーはある程度作業は進めなくてはならないから、このような方法が誕生したのだと思う。
これは文字で説明するのは難しいので、写真で説明しますね。
例えば、雑誌にこの様なページがあるとします。
文章は全く決まっていないとした場合、仮配置として上の写真のように「□」と「¥」を配置しますよーという話です。「¥」はどのような役目があるかというと、改行しましたよという意味だそうです(勘違いしていたらごめんなさい)。
・チェックデータは軽くしておく
仮の完成版を送信するとき、なるべくデータを軽くして相手の負担を減らす。あとは印刷するだけといった完成版を送るとき以外は、基本軽くした方がいい。
・見本作成は1枚ずつと1枚に複数ずつ
ある程度の完成段階で見本として印刷しチェックする場合、例えば10ページの広告雑誌だった場合、1ページずつ大きく印刷した計10ページ分の見本とは別に、1枚の紙に計10ページを並べた1枚の見本の計2種類を用意する。そうすると、複数ページある広告の全体を一目で見通すことができるからである。クライアントに見せた際、クライアントの抱くイメージと実際の見た目を比較することができる他、順番の変更などの要望が生まれることもあり、対応しやすいからである。
言われてみて、なるほどと思ったことをいくつか挙げてみました。
とくに、文章の内容が決まっていない場合の仮文字配置はすぐに実践できるなと思いました。
今回はこの辺にて。
以上、イブキでしたー