6週間ほど前に、マイKiwiがシティにある中央図書館に姫といっしょに行くと言うので、
日本語の本があったら、2,3冊借りてきてほしいと頼みました。
マイKiwiは日本語は全くの文盲ですし、姫は漢字が分りませんから、
とりあえずなんでもいい、と言っておきました。すると…
厚さ5cmほどの分厚いハードカバーの本2冊と、単行本を1冊借りてきてくれました。
単行本はさっさと読み終わり、さあ、分厚いのいきましょうかと題名を見てみると、
1冊はシリーズものの下巻。
今後の参考のため、下(を指して)
「この字は、2冊シリーズの2冊目という意味。上この字が1冊目っていう意味なのよん。」
とマイKiwiには言っておきました。(たぶん、もう既に忘れてるでしょうけど…)
そこで、もう1冊の本を読み始めました。
- 処刑室〈上〉 (新潮文庫)/ジョン グリシャム
- Amazon.co.jp ¥820 これです。
翻訳した文章は、どうもすんなり頭に入ってこない気がするのは、うさぎだけでしょうか…
かなり時間がかかってしまい、これ以上貸し出しの延期が出来ない期日の今日、
朝から本にかじりついて、読みきりました。
アメリカでの死刑に焦点を置いた実話を元にした物語。考えるところがありましたね~
そんなうさぎのそばで、「あと何ページ」と5分おきに聞くこの方
リクエストしていた本の準備が出来たというメールが、図書館から来たので、待ちきれない様子。
昼までかかって、やっとこさ読み終え、早速図書館へ。
リクエストしていた9冊のうち、7冊が借りれました。全て同じシリーズものです。
帰りに、クリスマスカードとチョコレートを渡しに、バレエの先生のお宅に立ち寄りました。
というのも、4年続けたバレエを一旦やめる事を姫が決意したので、お礼のご挨拶です。
帰ってくるなり、早速本を読み始めた姫。突然、
「ママ、ニュージーランドって世界で始めて婦人参政権を認めた国だって知ってた」
「うん、知ってるよ。なんで、姫がそんなこと知ってんの」
「ここに、書いてあるよ。」
と言って見せてくれたのは、今日借りてきたこの一冊。
アメリカとイギリスで、どのように婦人参政権が獲得されたのかを
絵を交えて分りやすく説明した本なのですが、その片隅に…
ニュージーランドは、1893年、世界で初めて女性が投票する権利を認めた国であるとあります。
面白そうなので、ちょっと借りて読ませてもらいました。
結局、イギリスは1918年、アメリカは1920年に、婦人参政権が認められたそうです。
ちなみに日本は、第二次世界大戦開けの1945年らしいです。
最後のページに、簡単な世界地図が載っていました。
婦人参政権が認められた国を、年代別に色付けしたものです。興味深いです。
すでにご存知の方もいらっしゃるかとは思いましたが、ふと思いつきで記事にしてみました。
ニュージーの女性がたくましいのは、こういった背景があるからでしょうか…
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