姫路。 | UNDERNEATH THE SAME SKY 「the Underneathオフィシャルブログ」by Ameba

姫路。

TOUR LAST SCENE 二か所目

神戸STAR CLUB公演の朝が来ました。


少し早く目覚めてしまったので

今は実家のPCからこのブログを書いています。 



昨夜はMASATOと二人で地元のライブハウス、

姫路ベータに顔を出して来ました。

いつものように突然ふらっと訪れた俺たちを

店長の三四郎さんがいつもの笑顔で迎えてくれました。


姫路ベータは結成以前から、

それこそ十代の頃からお世話になっている場所で

俺たちの夢が始まった場所です。


練習スタジオとしても通ったし

地元の先輩バンドや同年代のバンド、

色んな地方から来るツアーバンドのライブを見ては刺激を受けたり。

もちろん自分たちのライブをやったり

初めてのレコーディングもベータだったね。

そして上京してからも何度もライブをしました。


今の5人でバンドを始める前に見た

TALとRYOとMASAKIがやってたバンドのライブの衝撃も

今でもはっきりと覚えてるよ。

とにかく色んな思い出、想いが詰まった場所です。


そして

この街で過ごした日々に重ねた

様々な経験や想い、

多くの景色は深く自分の原風景として刻まれ

これまで生み出してきた作品に散りばめられています。


例えば

アルバムMOON FLOWER、最新のマキシにも再収録した

「DEEP」の河原に桜が舞い上がる情景。

us.に収録した「A day of a stranger」なんかは

当時の自分と改めて向き合った歌です。



地元を離れた多くの人がそうであるように

地元に戻り懐かしい景色や人に出会うと

色んな記憶や感情が蘇り、溢れてきます。

ごく最近の事のように。

すごく遠い昔の事のように。


二度と戻らない時に想いを馳せ

胸を締め付けられるようなことも多くあります。

そして

初心に返りまた新たに踏み出そうという気持ちも

改めて生まれてきます。


桜の咲く4月というこの季節は

自分の生まれた月ということもあって

毎年ひとつの区切りとして確実に自分の中にあるのだけれど。

今年はとても大きな区切りとなりました。

けれどそれは

ここで今までの想いを終わらせるということではなくて。

新たな出発点として、今を刻みたいと思います。


過ぎてしまえば時間はいつもあっという間で。

楽しかったことや悲しかったこと

嬉しかったり苦しかったり

何気なく無駄に過ごしてしまった時間もたくさんあるだろうけど

今はそのすべてが愛しく思えます。

そのすべてが今の自分を形成しているのでしょう。

そして

俺を支えてくれた周りの人や

応援してくれる皆がいたからこそ今があると

心からそう思っています。

これからも色んな事を感じ、重ねていける日々が

目の前に続いているという喜びを

感じながら一緒に歩いていけるといいね。


本当にありがとう。

そしてこれからもよろしくな。





いつの間にか夜も明けて

今日もいい天気。

神戸、最高のライブにしよう。

楽しんでこう!



TAKA