まるでガス欠のライターみたいな気持ちだ
かじかんだ指が震える
たかがこれしきのこと、それでも
苛立たしくて、その分虚しい、惨じめ

なんでだ
なんでなんだ

目に浮かぶオレンジ色の灯火が小さく消える

もう一生、これ以上、温度なんて上がらない