最近日記がぐじゃぐじゃだと思う。

どうでもいいこと順番に書き過ぎだからだと思う。

もっと、書きたいこと書くのが日記じゃなかったけ・・・。

書きたいこと書くからぐじゃぐじゃになるのか。な。


今日は学校もバイトも無し。昼から、新風舎の人に会いに行く予定だった。

10時にアラーム設定したけれど、やっぱり起きられなかった。

もう、起きられないよね。うん。起きられるわけがない。携帯のアラームなんかで。指先一つで音が止まるなんて。

結局起きたのは12時過ぎ。12時半に家出ようと思ってたのに・・・。彼氏から電話がなかったらもっと遅かったかも知れない。

予定より15分、遅く家を出て、JR大阪駅に向かった。

そこは、北区にあるビル街の一角。大きくて、わりと新しいビルの中にあった。

駅からその建物まで、わりと複雑で、徒歩で探しても良かったのだけど、時間がなかったから迷うわけにもいかないと思って駅からタクシーを使って行った。

きれいなビルの中。思わず、そこで迷った(笑。

貰った名刺の中に書いてあった番号にかけ、やっとわかった。

新風舎/大阪。思っていたイメージと全く違った。もっと、フロントがあって、何とか室、何とか室とかいうのがあるかと思ったのだけど

きれいな事務室のようなところ、その隣に直営の書店があるだけだった。

書店での面談、ということで、書店の中に案内され、机の前に座ってプロデューサーさんを待つ。小さな紙コップに、熱いお茶が出された。

書店の中は、「これが書店なのっ?」ってくらいおしゃれできれいで、びっくりした。

本棚赤いし・・・机も椅子もやたらおしゃれだし、おしゃれなカフェにかかっているようなBGMがかかっていたりして。

数分もしないうちに、プロデューサーさんが出てきた。

電話で聞く限りの声、そんなに歳いってる感じもしなかったが、まぁどうせおじさんだろうと思っていたのだけど(笑、出てきたその人は30代くらいの若い人で驚いた。

まぁ、向こうも私の歳には多少驚いているのかも知れない。学校のことなどは、全く訊かれなかった。思いっきり平日の昼間だったので、軽く触れられるかと思ったのだけど。やっぱり無いのだね、そういうことって。

私自身、何か面接のような感覚で行ったから。

目の前に、あの時私が封筒に入れたのと全く同じ、あの原稿用紙があって、時折その原稿をペラペラとめくりながら、作品や出版の話をした。

作品っていうのは、作者も気付かないうちにどんどん変わっていく。若いうちは特に。

カメラで撮影するように、その瞬間瞬間を書いたこの作品を、一つの形にするということはとても価値のあることだと考えている。と、プロデューサーさんは仰った。

確かに、一つの形、つまり本になれば、それは素晴らしいことだと思う。だけど、共同出版には最低30万はかかる。

無理。当たり前に無理。最初っからそれはわかっていて、ここにやって来たのだ。

やりたくても、お金の事情はどうしようもないから、断わらなきゃいけなくなるって最初っからわかっていたのだ。それを思うと、ちょっとつらくなった。

私としては、出版をそんな、個人的な記念のようには認識できない。

「どんな人に読んでもらいたいとか、ありますか?」と訊かれると、何も答えられなかったし、結局、「是非本にしたい」というような意志ではなくて、「本にできるのならば、してみたい」という、どちらかというと衝動的なものが自分の中にあるのを感じる。

個人的に、この原稿用紙が、本になるとどうなるのだろうとか、出版までの過程、企画やデザインにとても興味があった。

例として、若い女性が書いたいくつかの詩集を見せてもらった。

短いいくつかの言葉に、きれいな挿し絵が入っていて、本当に「本」になっていた。こういう、デザインなども著者の案も最大限聞いてくれるというので、私としてはこれほど楽しい話はない(笑。

そういうのにすごく興味があった。心の底から、わくわくする。

だから、今聞けるだけの話を聞かせてもらって・・・あとは。

一応、一週間後、ご家族の人ともよく話し合ってじっくり考えてください。と言われ、二冊の詩集を頂いた。

その二冊の詩集というのは、プロデューサーさんが個人的に気に入ってるものだという。「君に聞こえる唄」という詩集と、「雨色ソーダ」という詩集。新風舎のHPで検索すれば出てくると思います。

そうして約40分ほどお話をして、ビルを出た。

ビルに出ると、急いでタクシーを使って来たこの道の戻り方がわからないことに気付いた。行きにタクシーを使ったのは正解だった。迷いそうになるのもあるし、徒歩でもけっこう時間がかかったと思う。

帰りは時間があったので、とりあえずふらふらと、地図を見て、勘で歩いて、何とか地下鉄まで辿り着いた。

それで、地下鉄から行った方が行き易かったことに気付いたけれど、JRで帰った。

帰りながら、なんか落ち着いた気持ちで、いろいろ、考えながら・・・。なんとなく、自分の夢に近付いたんかな、と思うと嬉しかった。

でも本当に、なんとなく。夢ってね。

後でパンフレットを見てみると、名古屋、東京の直営書店もまた違った感じにおしゃれでいい感じだった。

創立もけっこう最近で、「創造する人」を一番尊重するという自由で新しい方針で、ごく近代的な出版会社なのだと思った。

あまりに受け入れ口が広いので、書き手としてはちょっと淋しかったり、疑いたくなったりすることがないこともないのだけれど

やっぱりそういう方針って私は好きだ。小さな可能性でも拾って、一緒に育ててくれるなんて、なんて素敵なんだと。

それに、共同出版の案内はきっとたくさんの人、悪い言い方をすれば手当たり次第に声をかけているのではないかと思っていたのだけど、私の場合は本当に、そのプロデューサーさんの推薦で声をかけて頂いたらしい。

うん、そりゃぁ、落選した人にまで声をかけていたら、大変だと思うし。

そう聞くと、すごく嬉しくなった。多種多様、たくさんの作品の中で私の作品は一人の人間の目に留まるほど、光っていたのかな。と。

その一人の人間が誰だとか、どういう人だとかいうことは全く抜きにして、素直に喜ばしいこと。というよりも、信じにくい話である。

これで、次にも自信がついたということです。本当、それ。

それから帰りに、少し買い物をして、マクドを買って帰った。

それを食べて、貰った資料や詩集をパラパラと見て、居間でボーッとしながら、夜まで眠った。ああ、自転車、取りに行かなきゃなぁ・・・。

片付けとか、レポートとか、ギターとか、読書とか、なんかいろいろしようと思っていたのに結局寝るだけになっちゃった。結局、どれもそれほどしたいことでもないのかな、って思ってしまう。だけど、やらないでどうする、というような。

明日は学校、授業が書道しかないので、休日に充てようと思う。というわけで、引き続きこの調子でボーッとしてようと思う。

なわけでした。またね。