週刊トロステーションvol 44-2 そうだ、廃道へ行こう | あおうさぎの『ペタステ』!

あおうさぎの『ペタステ』!

ブログの正式名称は「あおうさぎの『ぺったん日記でトロ・ステーション』!」略して「あおうさぎの『ペタステ』!」です。現在更新凍結中。


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昨日はうっかり昼寝をしてしまったが為に寝付きが非常に悪くなってしまいましたあせる


それどころか変な夢を見てしまい挙句の果てには寝ぼけ半分で畳を全力パンチして目を覚ますと言う…(寝付いてから2時間程度の話し)ガーン






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もう金曜ですね~…



急いでトロステの記事書かないと(°Д°;≡°Д°;)



というわけでもう一つのメインのニュースです。


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クロの煩悩全開な詩ですね…

どうやらこのニュースの予習をしていたら一句詠みたくなったようです。


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まさか!!クロが好き好んでイバラ道を行くはずが無い!!


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酷道…旧トロステで紹介したらしいですがとっても酷い国道の事を言うみたいです。

例えば階段になっている「階段国道」とか。


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「落ちたら死ぬ」っていう看板が立っていたりする国道も…

文字通りの酷道ですが…


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というわけで今回はそんな酷道を上回る道を取材!!




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どこも何も…今トロ達の足元にある道ですがはてなマーク

一見山道に見えるこの道こそ…


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そう、今回取材するのは

「廃道」。


かつては道として機能していたにも関わらず今では様々な理由で捨てられてしまい見向きもされなくなってしまったちょっと切ない道、それが「廃道」です。


今いるのは大阪にある「はらがたわ峠」。


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トロ「とうげ!」

…「はらがたわ」ね(笑)


元々摂津と丹波を結ぶ街道として栄えた道なんだとか。


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国道173号の整備で誰も通らなくなってしまったそうです。

この峠の他にも国道173号の影響で廃道となった所は多いそうです。


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続いてやってきたのは群馬県の「清水国道」。


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かつて上杉謙信が行軍の際に使い、明治時代の日本が12年の歳月と莫大な費用を費やして整備したそうなのですが…


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さらにはそれを修復する前に大雪が降ってしまったんです。

雪解けの時期に修復工事をしてもすぐに崩壊して使いものにならず、ついには明治26年に廃道になってしまったのです。


完成したのが明治の18年と言う事なので…


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あまりにも短い間ですね…

一応昭和になってから国道291号に指定されたのですが…


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ですね(-"-;A


お次は東北の廃道を。


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トロ「ばんせ…ろた…い…いた…ろ」


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…もういいよ、それで(;´▽`A``


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実はこの隧道(ずいどう)、日本で初めて機械式の削岩機を使って開通した所なんですって!!

全長も戦前では日本最長のトンネルだったそうです。


万世「大路」という名前だと京都とかにありそうな名前ですが当時の天皇が末永く愛される道になるようにこのように名付けたそうです。


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立派な橋もあるにも関わらず廃道になったのは自動車の増加が原因なんだそうです。


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こちらはその役目を終える事になったのです。

パッと見まだ使えそうですが…

既にトンネル内部には水が入ってしまっているのです。


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以前TVで「人類0の世界」という番組を見ましたが…人間が管理していかないと人工物っていうのはあっさり失われてしまう物なんだそうです。


こっからはトンネル特集。


まずは佐賀県の「旧馬神隧道」。


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「げた歯構造」と呼ばれる造りで将来安全の為にレンガを継ぎ足し出来るようにする為にわざとデコボコにしてるそうです。


お次は新潟県の「枡形隧道」。

17年と言う短い年月しか使用されなかったそうです。


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続いては千葉県は「旧城山隧道」。
このトンネルは非常に天井が高いのです。


千葉県は面白いトンネルが多いらしいのですがここはクロ一押しなんだとか。

何故こんなに天井が高いのかと言うと


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石材を切り出した結果とか諸説あるそうです。


今度は大分県の「方ヶ瀬隧道」。

ここも上部に特徴があって土の中から岩が。


素掘りした結果らしいのですが何とも不思議な感じですね。


ここら辺はトンネルが多く「レンコン町」とも言われるそうです。


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ここは同じく大分県の「旧久戸谷隧道」。


一般的にトンネルを掘る際は向こうと手前の二つの口から計算して掘り進めて行くのですが…


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明治初期に造られたそうなのですが、当時の技術の関係で計算を間違えてしまったそうなのです。


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間違えてしまっても役に立つことは多いって事ですね。



ではトンネルから明るい外の廃道へ。


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…どう見ても道が無いですよね汗

ここは長野県、「毛無道」。


江戸時代には上州(長野)と信州(群馬)を結ぶ近道として栄えた立派な道だったそうです。


明治時代は廃れていたのですが大正時代に長野の高井鉱山が、

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名残として索道と呼ばれる一種のロープウェイが残ってます。


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ところが昭和30年頃に天然硫黄の価値が落ちてしまい鉱山からは人がいなくなってしまったんですって…。



続いて海沿いの廃道。


やってきたのは静岡県にある「大崩海岸」。


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勿論海を間近に見る為に造ったわけではなく、

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お次は宮城県の「定義森林鉄道」。

って…「鉄道」はてなマーク鉄道だと廃道じゃなくて「廃線」なんじゃ…


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法律上は鉄道ではなく、林道なんだそうです。


次は最近出来た廃道。

山梨県は「中央自動車旧道」。


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他の廃道と違い面影が残っていますね。


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でも将来市道になる話もあるみたいなので期間限定廃道かもしれませんね。

まだまだ行きます。

今度は山の中。

岐阜県は「ホハレ峠」。

数ある廃道の中でも踏破難度がトップクラスと呼ばれているそうです。


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っていうかこれのどこが道なのさ…(゜д゜;)


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ホハレ峠の由来は「ここを歩くと頬が腫れるように辛いから」だそうです。



最後にやってきたのは山形県の国道113号「旧道片洞門」

元々113号線だったのが廃道となりその後遊歩道として整備されたので廃道も歩きやすくてさらに廃道の良さも堪能出来るのです。


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ここではトンネルの意味です。

片側だけの洞門って事で「片洞門」って名前なんですって。


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こんな所で車は運転したくないな~…( ̄Д ̄;;


ここの廃道、もう一つの特徴は橋。


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手すりも何も無くて歩くのがちょと怖いですね。



今回紹介したのはイカロス出版のこちらの本。


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イカロス出版は以前変わった駅を紹介した時にも出てきた名前ですね。




さて、もう一つのコンテンツのSSを集めたら寝るとしますかね。