UGの音楽業界用語UG苑
装いも新たに2015年11月からスタートした新コーナー !!!
その名も「UGの音楽業界用語UG苑」!!!
このコーナーは、ちょっと解りにくい音楽業界用語を解りやすく説明して音楽業界用語を知らない人と一緒に勉強していこうじゃないかという画期的な新コーナーでございます。
そこで本日の音楽業界用語は、
「メロディック・マイナースケール」です。
メロディック・マイナースケールとは、3種類ある短音階の一つで、文字通りメロディアスな繋がりを特徴とした短音階です。
旋律的短音階とも言います。
短音階とは、短調でのメロディやハーモニーの基盤となるスケール(音階)のことで、聴くと暗い感じや物悲しく感じるのが特徴の音階です。
ちなみに他の短音階に、ナチュラル・マイナースケール(自然的短音階)とハーモニック・マイナースケール(和声的短音階)があります。
音楽理論上、メロディック・マイナースケールは上昇形のみで、下降形はナチュラル・マイナースケールと同じになります。
-主な用途-
・音楽編
例「メロディーを作る際、たまにメロディック・マイナースケールを使用することで、意外性というアクセントが付いて、曲の進行的にグッときたりするもんなんだよ。」
・恋愛編
例「君が普段何気なく僕に使う言葉の中に、妙にグッとくる言葉があって泣きそうになる。 たぶん、君の言葉の抑揚が無意識の内にメロディック・マイナースケールを奏でちゃっているんじゃないかなって思うんだ。」
※通常会話でも使える用語ですね。