■沈没の旅客船 通報直前に右に急旋回
NHKニュースより。
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/k10013836841000.html
 
 
4月18日 7時06分 
 
韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、韓国政府は、旅客船が救助を求める直前に右に急旋回していたことを明らかにするとともに、この急旋回が沈没につながった可能性もあると みて慎重に調べを進めています。
 
この事故は、16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号(6825トン)が大きく傾き、そのあと沈没したものです。
 
旅客船にはソウル郊外にある高校の修学旅行生300人余りを含む乗員乗客合わせて475人が乗っていましたが、これまでに高校生など25人の死亡が確認され、179人が救助されたものの、依然として271人の安否が分かっていません。
 
この事故について、韓国海洋水産省は17日夜、AIS=自動船舶識別装置のデータを分析した結果、旅客船が救助を求める数分前に急激に右に旋回していたことを明らかにしました。
 
救助された複数の乗客も、急旋回のあとに「ドーン」という音がして船が傾き始めたと証言しており、急激な右旋回によって船内に載せていた積み荷や車両が左に偏り、船体のバランスが崩れたのではないかという見方が出ていました。
 
AISのデータはこうした見方を裏付けた形で、海洋警察などは、この急旋回が沈没につながった可能性もあるとみて、操船に過失がなかったかや積み荷の量や積み方が適切だったのかなど、慎重に調べを進めています。
 
 
 
▲救命ボートほとんど使われず 
 
沈没した旅客船には事故当時、乗船していた人数を超える、1000人以上が乗り込めるだけの救命ボートが備え付けられていましたが、そのほとんどが使われないままでした。
 
救命ボートは1隻に最大で25人が乗り込むことができ、旅客船には船体の左右に40隻以上が取りつけられていました。
 
簡単な操作で船体から取り外し、水面にテントのように広げることができるほか、水中に沈んでも一定の水深に達すると水圧で自動的に広がるよう設計されています。
 
ボートの中には非常食や飲料水も備え付けられており、避難した人が一定の期間、救助を待つことができます。 
 
 
しかし、旅客船が沈む前の映像では、救命ボートはほとんどが船体に固定された状態で、使用されておらず、船体と共にそのまま海中に沈んだものとみられます。
 
このため、乗員が乗客の避難のためになぜ救命ボートを使わなかったのか、また、救命ボートの管理が適切に行われていたのか、疑問視する声が上がっています。
 
韓国の旅客船沈没事故で、パク・クネ大統領が安否の分からない乗客の家族たちが集まる体育館を訪れたところ、救助活動が進まないことに焦りと苛立ちを募らせる家族たちから相次いで不満の声を浴びせられました。 
 
 
 
▲パク大統領に不満や怒りの声 
 
パク・クネ大統領は、17日チンドを訪れ、旅客船が沈没した現場を訪れたあと安否が分からない高校生らの家族たちが集まる体育館に行き、直接、対話しました。
 
この中で、パク大統領は、困難な条件の中でも救助に全力を挙げていると述べて理解を求めましたが、家族たちからは「活動の状況がきちんと伝えられていない」とか、「船は必ず引き揚げられるのか」といった不満や不信の声を浴びせられました。
 
パク大統領は「家族の皆さんにこそ、最も早く情報が伝えられるべきだ」と述べて、沈没現場のもようを映し出す大型モニターを設置すると約束するなどしましたが、家族たちは次々に立ち上がって政府の対応に怒りをぶつけ、大統領や同行する幹部らが立ち往生する一幕がありました。
 
 
 
 
 
■沈没の旅客船 3等航海士が操だ
NHKニュースより。
 
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/k10013843381000.html
 
 
4月18日 14時08分 
 
韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、船長が事故当時、船の操舵を3等航海士に任せていたことが明らかになり、捜査当局は船長の行動を中心に事故の状況や原因を調べています。
 
 
この事故は16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号(6825トン)が大きく傾き、その後、沈没したものでソウル郊外の高校の修学旅行生300人余りを含む乗員乗客合わせて475人のうち179人が救助されたものの、これまでに高校生など28人の死亡が確認され、268人の安否が分かっていません。 
 
 
検察と警察からなる合同捜査本部は18日未明、旅客船を運営する船会社を家宅捜索し、関係資料を押収しました。
 
 
そして18日午前、記者会見を行い船長は事故当時、操舵室の外にいたとみられ、船の操舵を3等航海士に任せていたことを明らかにしました。
 
捜査本部は船の操舵を3等航海士に任せることは違法などではないとしていますが、今回の事故で船長は多くの乗客にその場にとどまるよう指示する一方で、乗客より先に乗員とともに脱出したと指摘されていることなどから船長の行動を中心に当時の状況や事故原因を調べるとしています。
 
 
また現場海域では18日午前、船体の中に空気を送り込む作業が始まり、潜水士が事故後初めて船内に入り生存者がいないかどうか、捜索活動を行うものとみられます。 
 
さらに18日未明、クレーン船3隻が到着し、海洋警察などは船体の引き揚げに向けた準備に入りましたが、引き揚げによって船体が揺れ、船内に残っている空気がなくなってしまった場合、取り残されているかもしれない生存者を危険にさらすことになるため、慎重に検討しています。
 
 
 
▲専門家「なぜ右にかじ切ったのか」 
 
今回沈没した旅客船には、航行中の船の位置や速度などの情報を電波で発信して周囲に伝えるAIS=船舶自動識別装置が搭載されていました。
 
 
そのデータによりますと、旅客船は、目的地のチェジュ島に向けて南東の方角へ進んでいたところ、船は右に大きくかじを切り、南の方角に急旋回した直後、今度は北に向けて、ジグザグに進んだことが分かっています。
 
 
これについて、海上技術安全研究所海難事故分析センターの田村兼吉センター長は「通常このような大きな旋回はしない。現段階で考えられるのは、
 
▽右にかじを切らざるを得ない何らかの事情があったか
 
▽右に切ったかじが機械のトラブルで思った以上に切れすぎてしまったか
 
だが、右にかじを切った理由は船長が何も言わない以上分からない」と話しています。 
 
 
そして急旋回した後、北に向けてジグザグに進んでいることについては「いったん大きく船が傾くと積み荷などの影響で船のバランスが崩れるのでまっすぐ航行することが難しくなる可能性はある」と指摘しています。 
 
 
 
 
 
 
■沈没船内を初捜索も不明者確認できず
NHKニュースより。
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/k10013852941000.html
 
 
4月18日 17時31分 
 
16日に韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、18日午後、初めて船内にダイバーが入り捜索を行いましたが、今のところ行方不明者は確認できていないということです。
 
この事故は16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号(6825トン)が沈没したもので、ソウル郊外の高校の修学旅行生300人余りを含む乗客乗員合わせて475人のうち179人が救助されたものの、これまでに高校生など28人の死亡が確認され、行方が分からない268人の多くは船内に取り残されているとみられています。
 
 
海洋警察や軍は船内での捜索を行うために500人を超えるダイバーを投入していましたが、潮の流れが速く、これまで船内に入ることはできませんでした。
 
 
海洋警察は18日夕方記者会見を行い、18日午後3時半頃、初めて船内にダイバーが入ったことを明らかにしました。
 
それによりますと、ダイバーはまず船首部分につかまるためのロープを設置したものの潮の流れが早く、いったん退避しました。
 
 
その20分後にようやく貨物用の出入り口を開けて、船内に入ることに成功したということです。
 
 
乗客がいる客室などがあるのは別の階ですが、視界が悪く周囲の状況がよく見えないということで、これまでのところ不明者は確認できていないということです。
 
また、生存者に空気を送り込むとともに、内部に空間を確保して救助活動を進めやすくすることや、船体がこれ以上沈むのを防ぐことを目的に、18日午前から、船体の中に空気を送り込む作業も行われていて、今後、不明者の捜索が本格的に進むことが期待されています。
 
 
また、現場海域にはクレーン船4隻が到着しており、海洋警察などはダイバーによる捜索を続けるとともに、今後、船体の引き揚げも目指したい考えです。
 
 
 
▲沈没前に急旋回繰り返す 
 
沈没した旅客船「セウォル」号がどのような動きをしていたのかは、韓国海洋水産省が公開したAIS=船舶自動識別装置のデータから詳細が明らかになっています。
 
それによりますと、南東に向かって航行していたセウォル号は16日午前8時48分、突然、90度近く右に急旋回し、南西方向に向かいます。
 
 
その4分後の午前8時52分、再び右にさらに大きく旋回し、ほぼ逆方向の北に向かいます。
 
 
この2回目の旋回のあと、速度が大幅に落ちて左右にふらふらと蛇行しており、船体が傾き、不安定な状態になっていたことがうかがえます。
 
 
そして午前8時55分にセウォル号はチェジュ島の海上交通管制センターに、「船が傾いていて危険だ」として救助を求める無線連絡を取っています。
 
 
海洋警察などの合同捜査チームは、この急旋回で積み荷や車両が左に偏り、船体のバランスが崩れて沈没につながった可能性もあるとみて、慎重に調べを進めています。 
 
 
 
▲操だしていた3等航海士は 
 
検察と警察からなる合同捜査本部は18日の記者会見で、事故当時、船の操だに当たっていたのは船長ではなく、3等航海士だったと明らかにしています。
 
 
韓国のメディアは、3等航海士について、20代の女性だったと報道しているほか、航海士としての経歴は1年余りだったとか、「セウォル」号での勤務は5か月足らずだったなどと伝えています。
 
 
韓国海洋水産省は、船員法によって、海難事故が多発している海域や運河では、船長が操だに当たる決まりになっているものの、今回、3等航海士が事故が起きた海域で操だに当たったことに問題があったとは直ちに判断できないとしています。 
 
 
 
 
 
 
 
 
★最新の情報や正確な情報に訂正しているが時系列が前後したり、韓国の情報と日本のマスゴミ情報が相違があります。
 
 
 
事故の正しい情報を日本人や在日朝鮮人に報道するより、韓国様の威厳や見栄を守りたいらしい。
 
 
 
 
今日の日没後の情報では、
死者            28名
 
生存者    179名
 
不明者    268名
 
 
 
フェリーは船首の底部を昨日までは見せていたが、今日は海面下2~3メートルに沈んで、海面には時々しか露出しなくなった。
 
 
満潮に重なっている可能性もあるが、何らかの作業ミスも考えられる。
 
 
 
フェリーの全長と現場海域の水深を考えるとフェリーの後部は海底に接触していると思います。
 
【写真4枚目】
 
 
 
日本政府からの救助協力要請に対しては、正式に拒否すると通報がありました。
 
 
 
 
フェリーは仁川を出発して済州島に向かう途中で、行方不明者の内約200人は京畿道・安山の檀園高校2年生の生徒たちだという。 
 
 
今回の事故は1993年に292人が死亡した西海(黄海)でのフェリー事故以来最悪の海難事故となる恐れが出て来ました。 
 
 
韓国海洋警察庁によると、同日午前8時58分ごろ、全羅南道珍島郡の屏風島の北方3.3キロの海上を航行中だった韓国の旅客船「セウォル号」(6825トン)から「浸水している」と木浦海洋警察に救助要請があった。 
 
 
セウォル号は前日の15日午後9時ごろ約3時間遅れで仁川港を出港し、済州島に向かっていた。
 
 
通報を受け、海洋警察や海軍所属のヘリコプター、船舶、近海で操業中だった漁船数十隻が事故海域で救助作業を開始、午前9時40分ごろにまず5人を救助した。
 
 
救助隊が到着したときには旅客船の船体はすでに45度ほど傾いており、午前10時30分ごろにはほぼ水面に垂直になったという。
 
 
 
浸水から約2時間20分が経過した午前11時20分には水深37メートルの海底に沈没した。 
 
 
 
その後、海難救助隊と海軍特殊戦団の隊員らが船室に潜り、生存者の捜索を行った。
 
 
これまでに乗組員の女性(22)と高校生3人、身元不明の女性1人の死亡が確認されている。
 
 
この乗組員の女性は、乗客に救命胴着を渡して着用方法を教えながら、避難誘導をしていたとの生存者の証言が有る。
 
乗客を救助しようとした数少ない乗組員が殉職してしまい、乗客を見捨てて真っ先に逃亡した船長が生き残った。
 
あまりにも理不尽である。
 
 
 
 
 
生存者の本格的な捜索は17日午前から可能になるとみられる。 
 
救助された乗客たちは「沈没する前『ドーン』という音が聞こえた」と証言した。
 
安全行政部(省に相当)によると、旅客船は霧のため3時間ほど遅れて出航したという。
 
同部は、旅客船が済州島への入港を急ぐため航路を変更し、暗礁に乗り上げて座礁した可能性もあるとみて調査している。 
 
▲朝鮮オンラインより引用
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/17/2014041700917.html 
 
 
韓国の海洋警察庁は17日未明、乗客乗員数を462人から475人に訂正。
 
 
 
2014年4月17日、韓国の済州島に向かっていた客船「セウォル号」が沈没した事故で、客船の製造元は日本だと報じられている。
 
環球時報(電子版)が伝えた。 
 
韓国メディアの報道によると、「セウォル号」は日本製。
 
 
1994年6月、日本林兼造船所で建造されたセウォル号は2012年末10月韓国々内に導入された。 
 
旅客定員は921人で車両180台、20フィートコンテナ152個を同時に積載することができる。
 
旅客船はロイヤル室、ファミリールーム、団体旅行客用客室と休憩室・コンビニ・食堂・ゲームルーム・シャワー 室など便宜施設も備えている。
 
運賃は ロイヤル室(2人部屋)が26万ウォン、6人用ファミリールーム59万4千ウォン、最も安いフロアールームが7万1千ウォンだ。 
 
セウォル号は数百人に達する団体旅行客を同時に収容できるという点のために走路の中で高校修学旅行団、登山同好会の間で人気を呼んだ。
 
セウォル号は国内導入後、登録検査を経て昨年3月15日に運航を始めた後、現在週2回仁川と済州を往復運航している。 
 
 
実際は元の日本製のフェリーを買い取った後で違法改造したものである。 
 
 
定員が日本運行時は804人だが、韓国では客室を増設して921人になっている。
 
 
総トン数も6586トンから→6825トンに改造。
 
 
積載車両め150台→190台に改造。
 
 
20フィートコンテナも152台が積載出来るように改造。
 
 
 
重心が上部に上がっておりバランスが悪くなり転覆しやすい構造になった。
 
 
 
 
【珍島聯合ニュース】 より。
 
韓国南西部の珍島付近で16日に旅客船が沈没した事故で、航路を変更するポイント(変針点)での急激な進路変更が事故の原因とする見方が浮上している。
 
無理な方向転換により船内に固定されていた貨物が一方に片寄り、旅客船がバランスを崩し横倒しになったとみられる。
 
沈没の原因を調査中の韓国海洋警察捜査本部は、船長ら乗組員から聞き取り調査を行った結果、進路変更が事故の原因になったとみられるとする暫定結論を出したようだ。
 
事故のあった海域は木浦-済州、仁川-済州を結ぶ旅客船や船舶が進路方向を行うポイントになっている。
 
海洋警察は事故を起こした旅客船が、このポイントでゆっくりと航路を変更すべきだったにもかかわらず急激に方向を変えたとみている。そのため、船内に固定されていた車両180台とコンテナ貨物1157トンが数秒のうちに一方に片寄り旅客船がバランスを崩した可能性がある。
 
このとき、操舵機は既にコントロールできない状態だったことが分かった。
 
乗客が「ドン」という音を聞いており船が座礁する直前までジグザグ航行していたという証言を踏まえると、衝撃音は急な進路変更で片寄った貨物が船体にぶつかった音と考えられる。
 
海洋専門家は「急激な進路変更が原因であれば瞬間的に貨物が片寄ってバランスを崩し操舵機も操縦不可能になって転覆したのではないか」と説明した。 
 
捜査当局は17日以降も船長らから聞き取り調査を行い、事故原因の解明を進める計画だ。
 
 
 
 
 
▲旅客船を運航する海運会社の18日の発表によると、事故当時、旅客船には乗用車124台、1トントラック22台、2.5トン以上の貨物車34台、貨物1157トンなど合計3608トンの車両と貨物が積まれていた。
 
2.5トン以上の貨物車のうち1台を除く残りは4.5トン以上の中型貨物車だった。
 
このほか、重さが最低50トン以上の大型トレーラー3台も積まれていたことが確認された。
 
トレーラーには約20トンの鉄製のタンクが付いていた。
 
救助されたトレーラーの運転手は「船が急旋回し、トレーラーや貨物が倒れたため短時間で船が沈没した」と話している。
 
旅客船の定員は921人、積載能力は車両150台、20フィートコンテナ152 個。
 
事故当時、船に積まれていた車両は積載可能台数を30台超過していた。
 
乗船者は定員の約半分だったが、車両の重量と乗船者の体重を比較できないことを考慮すると、過積載だった可能性が高い。 
 
旅客船の最大積載量は3794トンで、事故当時の積載量は100トンほど少なかったが、海運業界関係者らは、過積載の取り締まりがきちんと行われていないため海運会社側の発表内容は信ぴょう性がないと主張している。
 
海運会社は船舶の出港前に、航海時間や貨物の積載状態、貨物量などに関する点検報告書を作成し、韓国海運組合の運航管理室に通知するが、過積載の取り締まりは行われていないのが実情だ。