アンクルかさいの酔眼夢風

アンクルかさいの酔眼夢風

くさか里樹先生の漫画『ヘルプマン!』にチョイ役で登場しました。
福祉にたずさわる初老の男の「泣き」「笑い」「怒り」などをのんびりと綴ります。

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認知症共同住居、グループホームは
自己評価、外部評価という形でサービスの
評価を始めてもう10年以上の実績がある。

なんであれ、外側からサービスの
良し悪しを問う姿勢でいた。

同じ地域密着型多機能施設は
今年度から外部評価は外れ、
運営推進会議がその役目を負う形となった。

まず、その小規模多機能ホームの
運営推進会議に昨日出席をした。

そこでは、サービスの評価は、ない。
ただただ行った行事の報告だけで、
自己評価もサービス満足度もなく、
自己満足の発表があるだけである。

地域のグループホーム協会の
筆頭者のホームでの運営推進会議にも出た。
まさに、外部評価に変わるべく試金石的会議。

出てみてびっくり、
運営推進会議の重要なメンバーである
ご家族さんが、ここに大変満足しています、と
冒頭に話をされれば、
他の委員はなにを話せるのだろうか。
それが最大の問題点、なんだがね。

まったく、サービスの質を問う事とは
関係のない、茶番劇でしかないのだ。

サービス満足度調査は、
介護福祉に一番欠けている事項であり、
もっとも必要な質、の担保である。
それを運営推進会議という、
利用者家族と、地域住民と行政で
論議するのは自殺行為、であるのは当然で、
表面的な繕いでの介護、が横行する土壌となる。

なぜ、介護サービスの質向上を
放棄するのか。
今までの外部評価が拙すぎたのか。
それもあるだろうが、自己評価を自己満足で
行う愚行は避けたい。

福祉部門で一番足りないのは
他人も目線である。

傷の舐めながら、被害者意識のまま、
集い、繕う事を止めにしませんか。




札幌市の障害者手帳


茶色は 身体障害者手帳


緑の 養育手帳


紺色、精神障害者手帳


これ以外に、

母子手帳、敬老手帳、お薬手帳等等、えとせとら


手帳制度がすきなんだ、


身分の確認作業みたいで、

区別、差別、の根源だと思うけど。



この時期に、なんで紙面を騒がし、

マスコミが取り上げる話題が、

スマップで、

清原なんだ!


アイドルグループの解散騒動だどうしたの、

40過ぎの男たちが、独立でも、解散でも

どーだというの!


元野球選手の覚せい剤使用、

ただただそれだけの、薬物汚染者だけ!

一人の転落物語の価値もないわさ


スマップも元野球選手も

暴言のようにいってしまえば、

どちらも自立した人が、やらかした

自分の、本人だけの問題、だけ!!!


そりゃー子供の夢を壊した、とかあるが、

スポーツ等の芸の世界は、そんなもの。

無垢な人などは勝負に勝てない。


政治家の犯罪のほうが、

悪質で反省のない許しがたい行為。


いいですか、

甘利元大臣は、政治家として、

税金を年間に何千万も貰いながら、

その地位を金もうけに利用した。

私利私欲、地位を利用して無造作に何十万を

ポケットにしまった、らしい。


その場でぽっけにしまった事について、

甘利当人は、そんなことは人の品格としてしない、

といったが、

大臣室で得体のしれないお金を平気で貰う人に

品格、美学は一番似合わない言葉ですな。


PTTや甘利問題、

別途に遠藤五輪担当大臣もきなくさいこの時期に、

この話題以外に話すことなしと、

芸能的程度の話題が、タイミングよく紙面を飾る。


なにかしら、悪意と作意を感じるのだが。


ご注意せれたし、

ご同輩。






甘利氏の辞任会見を拝聴した。


政治家の美学、だって。


大臣室で多額な現金を受け取るのが、

自分の事務所で、菓子折りの下の現金を受け取り、

いいように処理してね、というのが美学なんですか。


たまらんですね、美学。

大臣室で、お金を現金を受け取る、のですよ。

今までもたくさんあったから、平気な美学でしょう。

そのための、お金を受け入れる大臣室、が日常。


お金を貰うことには美学はないけど、

こっそりが、ばれたときだけ、

反論できない時だけ、

辞任という美学に頼るんだ。


人の矜持をあれこれといいたくないが、

美学というのであれば、

政治家として、腹を召すべき。

閣僚を捨て議員に留まるのは、

美学ではなく、保身であり醜態でしかない。


矜持ですよ、

人として襟をぴんと糺す、のが美学。


美学よりも、

それよりも以前の問題として、

お金を平気で大臣室で貰う、

政治家として、数十万を当たり前に貰う、

そんな現実に

人としてどうかを考えるべき、と思うのだが。













数年前のグループホーム外部評価でのこと。、

2年くらい前からの事故記録がないため、

見せてください、とお願いしたら、

この数年、事故はなかった、のお答え。

びっくりして、

事故報告がなかったから

事故がなかったわけではない、

事故は必ず起こるし、ある。

報告がないのが恐ろしい

とブログに書いたが、

今回も、そんなホームとであった。


地方都市の住宅地で、

1ユニットのグループホームを

抱きかかえるように運営している

熱心なオーナーさんへ、

外部評価の調査を開始した。


そのオーナー兼管理者は、

介護施設の介護に不満を感じて独立した

意気込みと、情熱と、自信に溢れた人物で、

自分のホームは、特殊だから

他の意見や経験は役に立たないと、

かたくなな姿勢で、持論を展開。


グループホームが着目を浴びた

介護保険の発足時期によくあった例と同じく、

施設や老人病院の従事・経験者で、

1ユニット9人の介護だけにしか関心はなく、

母親型介護、私はあなたの親・家族だから

ゆうことを聞いて、指示や命令に従って、

という、前近代的な小さな独裁者のパターン。


事故報告の記録が平成20年の前で途切れており、

この後を見せてくださいと、お願いしたら、

平成1?年から事故はない、とのお答え。

ほほー、やっぱりと内心思いながら、

誤薬、転倒、誤飲、は無かったのですか、問うと、

転倒も誤薬も誤飲も、ない、と自信のある発言。

外部評価員は監査でも実施指導でも

ないのだから、そうですか、で終了。


私は自分が勤めるヘルパー事業所の職員に、

事故は必ず起きる、ミスや間違いは出る、

それを前提に仕事をしてほしい。

事故を責めることはしないが、

プロの自覚で、遂行してほしい、

と常々説明し、研修も重ねてきた。


でもこのホームは、間違いや誤り、

そう、事故などあるわけがない、

とエラーを認めないところかに立脚している。

だから、エラー報告がなされないのだね。


王様の耳はロバの耳、なんだ。

10年間も事故の報告が一件もないことを、

自分の指導の正しさと思いこみ、

事実を見ない、聞かない、話さない

ホームにしてしまった事に気づけない、

裸の王様、という悲しい存在。


介護事故は必ず、発生する。

介護という、対人援助であればこそ、

人が人を介護する事実であればこそ、

おきうることを、自覚したい。