ホーム浦和戦 | Una VOZ

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Shonan Bellmare FC supporter N.Takahashi's blog.


2015年シーズン開幕戦は、Jリーグのクラブの中でも群を抜く年間予算で分厚い戦力を誇る浦和レッズとホームで対戦。昨季チーム最多の20得点を挙げたFWウェリントン、9得点を挙げたシャドーストライカーの武富孝介、3バック中央の丸山祐市らがクラブを去ったが、新たに12名の選手を迎え、過去2シーズン跳ね返されてきたJ1の舞台で、今年はクラブとして一歩進んだ姿をサッカー界に証明する年と位置付け、トルコキャンプを行うなど準備を重ね、2015年シーズン開幕戦に臨んだ。スタメンに起用された新加入選手は2人。3バック中央には、オランダの強豪・フェイエノールトで約7年間プレーした経験を持つ、アンドレ・バイヤが起用され、2シャドーの一角には柏レイソルから完全移籍で湘南に復帰した高山薫を起用。センターフォワードには、大怪我から復帰した大槻周平が、昨年5月に行われた、第15節アウェイ愛媛戦以来となるスタメン出場を果たした。
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立ち上がりから素早いプレスで前からボールを奪いに行く湘南に対し、浦和は湘南のプレスをかわす目的で、手数をかけずボールを持ったら縦に長いボールを入れてくる。3分、中盤でのパス交換から左サイドを突破され、浦和にGKと1対1の状況を作られるが、DFの素早い戻りもありシュートはゴールの枠を外れる。24分、攻守の切り替えから縦にボールを入れ、ゴール前に何人もの選手が素早く入り込み、三竿雄斗のクロスを大槻周平がフリーでボールを受け、シュートを放つが浦和DFが体を張った対応を見せゴールならず。33分、右サイドからのクロスがゴール前に入り、大槻周平がボールを受けるが浦和DFの対応がホールディングファールと見なされ、湘南がPKを獲得。このPKを遠藤航が決めて湘南が先制点を挙げる。40分、ゴール前で遠藤航が浦和のシャドーの選手を倒しFKを与えると、このセットプレーのチャンスを浦和が押し込み同点。前半はボール支配率では浦和に分があったが、湘南も良さを発揮して両者一歩も譲らない互角の内容で前半を終える。

後半に入りスタジアムはやや風が強くなり、風上に立つ浦和に対して風下に立つ湘南。風の影響をあまり口にしたくはないが、後半は湘南が縦にボールを入れても、なかなか前でボールが収まらず苦戦。対して浦和は、負傷交代して3トップの中央に入った元湘南の石原直樹にポストプレーを自由にやれせてしまい、リズムを掴まれてしまう。53分、石原直樹のポストプレーから浦和のシャドーの選手にフリーでシュート打たれるが、シュートはゴールの枠を外れる。58分、ゴール前で浦和にFKを与えるが、FKの直接シュートはクロスバーを叩く。試合が動いたのは75分、右サイドからのスローインから横パスで崩され、浦和の宇賀神選手に素晴らしいシュートを決められて失点。77分にも左サイドで起点を作られて、クロスからセンターバックの選手に頭で押し込まれて失点。湘南も選手交代で流れを変えようとするも全体の運動量がなかなか上がって来ず、スコアを動かすことか出来ない。86分のFKのチャンス、87分の縦パスからゴール前に侵入して交代で入った山田直輝がシュートを放つなど、湘南も最後まであきらめない粘りを見せるも、試合はそのまま1-3で終了。後半は技術においても運動量においても相手に上回られてしまい完敗。厳しいスタートになったが、下を向かずにまたしっかり準備をして次の試合に臨もう。
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